第5話 バンバン店長

 休日、守は、外の空気を吸いに、事業所系列のお店の「バンバン」の店長の所に行った。「バンバン」につくと、店長は、手をふって迎えた。

 守は、店長に合うと、口を開いた。

 「いやあ、店長、昨日モニタリングが、あったんだけど……。」

 「どうしたの?」

 店長は、湯気の立っている、守のことを心配している様だ。

 「いやあ、モニタリングに、上司Aが来て、過去の事を、ほじくり返して、最悪」

 「どうゆうこと……」

 「それがさあ……ああ、ここう、なんだけど」

 「そうなんだ、それは、酷いね」

 「でしょう」

 店長は、コーヒをもってきて、そばにすわった。

 守は、嫌な事、一切、吐き出した。


 「普通、上司なら、そんなことは、言わないのに……」

 「ああ、ちょっと、頭、おかしいんだ」


 店長は、お客さんが来ないか? どうか? 様子を見ていたが、来ない事を、確認すると、「これから、どうするの?」と、守に言った。

 守は、答えた。

 「明日、行くしかないだろう」

 「行くんだ」


 店長は、中々な、したたかな、奴だと思ったようだ。

 「店長、ありがとう、また来るから!」

 そういって、守は、施設長から、もらった休日を、有意義に使った。

  


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