二話四章√B 勝てるか勝てないかと言ったら、さあどっちだろうね?

ヨグ「なるほど(先の協議で決まった作戦何用を要約して言う)と言うわけですか」

ヨグが復唱する

ヨグ「それをやるにしても、最低限の魔についての知識は必要ですね。わかりました、彼女を呼びましょう」

ヨグが耳を抑える

???「はいはーい。図書館のユノちゃんだよー」

珠のような可愛らしい声の主は自らのことをユノと名乗った

なお、自らのことちゃんずけではあるが

ヨグ「大変急で申し訳ないんですが、クタアト、セラエノ断書、エイボンの書を持ってきてくれませんか?」

ユノ「いいけど、急にどうしたんだい?もしかして、ボクの顔が見たくなったとか?」

ヨグ「いえ、違うので安心してください」

ユノ「ひどいなあ」

ヨグとユノは、親しげに話す

その様子から、二人は友達、とは行かなくとも顔見知りの関係ではあるようだ

ヨグ「事情は緊急のため、後で話します。では、よろしく頼みますよ」

ユノ「へいへーい」

そう言って、ヨグとユノの会話は終了した


待つこと数分後

ユノ「へいへーい。魔導書配達のユノちゃんだよー」

そんなことを言いながら地下鉄のホームに入ってきたのは、綺麗な明るい黒髪を腰まで伸ばした美少女だった。端正な顔立ちに、綺麗に切りそろえられた前髪、吸い込まれるような目。身長は150cmほどと、ほぼ平均くらい。また、彼女の胸には大きな双眸が二つあった

しかし、一番特徴的なのはその出で立ちだろう、白いシャツに暗い灰色のスカート、その上にはエプロンを着ており、本屋の店員という感じだった

ヨグ「ありがとうございます」

ユノ「それで、その急な事情というのは、そこの?」

ヨグ「ええ。その通りです」

[事情を説明する]

ユノ「なるほど。しかし、それはあまりにも危険だ」

[それでもやるべきだとかそん感じのことを言う]

ユノ「そうは言ってもね、やはり物事には引くべき場所というものがある。あれに立ち向かうのは簡単かもしれないが、勝てるかどうかはまた別の話」

[説得をする

ルール

・説得ポイントを10貯めれば説得成功

・説得ポイントは、ユノの心にどれだけ響くかによって変わる

・技能 口説きなどを使い成功した場合、説得ポイントを+6

[GMは説得ポイントが8を超えた時点で☆マークまで行く]

何とかなるような気がすると説得する

→ユノ「気がするだけじゃ.....人は救えないんだよ」説得ポイント+1

それでもやらなければいけないと言う

→ユノ「それでも、か。けど、もしそこで死んだ時はどうするきかい?」説得ポイント+2

死んだ時なんて分からない、とりあえずいまはどうにかすると言う

→ユノ「なるほどね.....ボクの友達にそんか性格の人がいたよ」説得ポイント+3ユノからの好感度+2

[その他のセリフは、アドリブで返す。また、ポイントもGMのさじ加減で]



☆ユノ「それでも、君たちにそれだけの覚悟があっても、それは危険だ。ボクは、たった今出会った君たちでさえも、もう失いたくない」

ユノは、泣きそうな声でそう言う

ヨグ「!。これは、いけませんね......!。ユノさん、そんなことを言ってる場合でも無くなりました」

ヨグが語基に緊張感を滲ませ、ユノに告げる

ユノ「どういうことだい?」

ヨグ「ベールが破れました。要するに、あの無機物がこちらの世界に侵入してきたということです」


三話二章へ


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