二章四話√A 2.4それが絶望までのタイム

アル・アジフを探すために、探索者たちは旅(短期間)を行うことにした

ちなみにアル・アジフは別に美少女でも剣でも美少年でもないらしい

ヨグ「それでは、これを」

ヨグはそう言って、ワイヤレスイヤホンのような物体を渡してくる

だがそれには、ワイヤレスイヤホンとは確実に違う特徴があった

その物体は、黒く、透明に、輝いていた

ヨグ「これは、遠隔通信機。携帯電話から通話機能以外を全て排除して、価格を抑えたイヤホンとでも思ってください。これにより、私とあなたたちそれぞれで連絡を取り合うことができます。」

すごい便利な機械だった

ヨグ曰く、扉の応用で作ったもので、スマホくらいの大きさにすると、居る範囲の近くにテレポートもできるようになるらしい

ヨグ「とりあえず、ここは地下鉄のホームなので、上に上がってみてください、人はいると思います。書物関係でしたら、近くに図書館があるので、ぜひそこへ」

[街の地図を手に入れた]


[自由行動

図書館へ行く→⭐︎マークへ

本屋へ行く→本屋へ来てみた。その本屋はかなり大きいチェーン店らしく、品揃えも豊富だ。

  魔導書を探す→魔導書を探してみる。R-18コーナーへ行こうが、本の奥を調べよが、店員さんに聞こうが意味はなかった。やっぱり、ここには魔導書はないようだ。本屋の店員「あの、これ、探し物役立つかわからないですけど、幸運を運ぶらしいので持っておいてください」。そんなことを言われ、帰り際にカードを渡された。そのカードは黄色に輝いている[黄色のカード(メッキ)を手に入れた]

欲しい本を探す→欲しい本はすんなりと見つかった。なぜか金色に輝く隣に置かれていたが

中古屋へ行く→中古屋、そこは多種多様な懐かしいものや掘り出し物を置いている、貧乏学生には天国かと思えるような場所。そこなら魔導書くらい扱ってそうだと思い、行ってみることにした

 魔導書を探す→どこを探してもない。一切ないのだ。魔導書そのものが。

 欲しいものを探す→欲しいものを探そうと思い、店内をうろついてみる。うろついてみると、目当てだったものを発見した。なぜか電気うなぎの着ぐるみを着て


⭐︎図書館へ来てみた

その図書館は、この街の一番の観光物なのだろうかというほどに大きく、荘厳な雰囲気を纏っている

???「君たち、なにかお探しかい?」

とある女性が話しかけてくる

その女性は、平均的な身長で、腰まで伸ばした綺麗な黒髪に、端正な顔立ちといった、The・美少女という風貌だった

帆乃香「ところであなたのお名前は?」

ユナ「ボクの名前はユナ。覚えておいてよ」

[魔導書を探しているという]

ユナ「魔導書.....。久しぶりに聞いたよ。魔導書は確かにここにある。しかし、魔導書はかなり危険だ。君たちにそれを扱うことは出来ない....それに、わざわざお客様を危ない目に遭わせることは出来ないからね」

ヴーヴー

端末にヨグからの通信がかかる

ヨグ『ユナさん、彼らはこの世界を救えるかもしれない救世主かもしれないのです。客を危険な目に合わせたくないのは分かります。しかし、彼らは既にそれ以上の危険を経験しています。私が言うのもなんですが、彼らにはその覚悟があると思います。ですから、私からも、彼らに協力をお願いしたい。あとは頼みます』

ユノ「はあ、まったく、彼に言われちゃことわある訳にもいかないね。わかった。着いてきて」

ユノは、歩いていき、のれんの前でとまる

そののれんには、Rー18コーナーと書かれている

そののれんを潜り、奥地へと行く。すると、その最奥地の本棚でユノは止まり、下の引き出しを開ける。その引き出しの下は、階段になっており、部屋につながっていた

帆乃香「すごいです!」

ユノ「この下が全部、魔導書が詰まっているところさ。それじゃあ、行ってらっしゃい!」

ユノは思いっきり探索者達を突き落とした

3話一章√Aへ

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