雨とピアノ、月光に照らされた戦争の跡、一転して穏やかな祖父との思い出……終始一貫したイメージが流れていてとても素敵です。
（私も雨の日が好きなので、冒頭の主人公に共感しました笑）
途中からはピアノの音色が聴こえてくるようで。
素敵な作品を読ませていただきありがとうございました。

Ｕ－１８賞、おめでとうございます。

最後の締め括り方が日常と陸続きって感じがしてとても好きです。
あと、祖父の『夢半ばで諦めた青少年のような表情だ』という表現も好きでした。

他の芸術作品を別の媒体で表現するのはとても難しいと思うのですが、この作品で描かれてる月光ソナタはあまり詳しくない私でもちょっと聞いてみようと検索してYouTubeをクリックさせる程に素敵に描かれてたのです。

U-18金賞おめでとうございます。
「月光」は私も好きな曲です。読みながら第一楽章を思い返していました。終始、雨は降り続いているのに、青白い月が見えるような、祖父がピアノを弾いている姿が見えるような、そんな素敵な作品でした。

祖父との思い出を辿る主人公、ピアノに纏わるふたりの記憶が優しくこちらにも伝わってきました。
祖父の前で最後にピアノを弾いた時の描写がとても美しく、惹かれました。
音楽が人の心の拠り所となるのはいつの時代も一緒なのかも知れませんね。
雨森さん、ありがとうございました。

作品の雰囲気はいいですね。排気口ではなく、通気口か吸気口、または給気口や換気口にした方が外気が室内に入ってくると思います。

美しさと優しさが合わさった素敵な作品ですね。

雨の日の「月光」なんだか風情がありますね！