第3話 実力
キラは罰の執行人に向かって走った。体が考えるよりも先に動いてしまったのだ。
そして、手に持った単語帳を開き、閉じた。
その風によりキラは光をも超える速度になる。その勢いのまま、単語帳を振るった。
執行人は、物理法則を無視して、塵となり、どこかへ飛んで行った。少年兵キラの実力はこの世界に来る前と変わっていなかったのだ。
キラは助けた者に手を差し伸べてこう言った。
「焼きマシュマロを焦がし尽くそう。僕たちの手で。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます