第3話 私の格物致知と知行合一
<大学時代>
大学日本拳法における「相打ち」とは「知行合一」のこと。 「知行合一」→ 第1話参照
「広く知識を蓄積して事物の道理を理解してこそ、正しい実践がなされるという先知後行説(知先行後説)」によって行う拳法と違い、「知と行すなわち認識と実践を同時並行のものととらえた、致良知(ちりょうち) → 陽明学」的なる、或いは、無念無想(「五輪書」水の巻)という、心技体一体による拳法(問題解決)。
<会社員時代>
大学卒業後に就職した専門商社では、私はこのやり方によって問題解決を行っていました。文系(社会心理学)ですから、半導体やコンピューターなどの知識はそれほど要求されません。しかし、仕事は営業とマーケティングですから、そこでの格物致知と知行合一というアプローチの仕方によって、リアルタイムにダイナミックな問題解決をしていきました。
<格物致知>
「知を致すは物に格るに在り(格物とは物の理にいたると読み、事物に本来そなわる理に窮め至ること)」という中国の箴言(朱子学・陽明学の考え方)。
続く
2024年6月3日
V.1.1
2024年6月4日
V.1.2
平栗雅人
人民網日本語版 中国人の問題解決能力 V.1.2 @MasatoHiraguri
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