第2話 私の知る中国・北朝鮮・韓国

  私には、中国人の友人や知人はゼロです。中国へ行ったこともありません。

  しかし、アメリカやヨーロッパ、南米・中南米といった地域で、多くの「中華料理店」でお世話になった(食事をした時の)体験。また、日本や台湾で、たまたま出会った何人かの中国人の印象が大きい。


  しょせん、この世は「立って半畳寝て1畳」。「お釈迦様の掌から逃れられない孫悟空」の如く、いくら沢山の情報を蒐集しても、当人が何を信じて死んでいくか、でしかない。

  いい加減なマスコミや書籍・雑誌等の情報以上に、自分の目で見て感じた、しっかりとした体験の方が、あの世にまで持っていける重みがある。


  自分の体験以外での中国(人)情報は、人民網日本語版と遠藤誉氏の論説、この二つを信頼しています。

  これら情報源とは、単に中国情報を知る以上に、彼ら中国人のものの見方や感じ方、理性や知性(人間性)を(正しく)知ることができる。中国古典籍を読むような普遍的学びを得ることができます。


  北朝鮮に関しては、ネット上の少ない情報だけですが、数年前に金与正氏や金与正2号、金正男(亡霊)のツイッターというのを一時期読んでいました。これらからは、世上流布されている北朝鮮情報とは全く異なる印象を受けます。

  特に、彼ら北朝鮮人の精神的一貫性、そのユーモア感覚・文学的詩情・感性というのは、明らかに在来種純粋日本人に近い

  DNA鑑定だの以上に、「文は人なり」。その文を読めば、その人間性というのはよく理解できるもの。極小の情報でしかありませんが、韓国人よりもずっと信頼できる・正直な民族ではないか、という気がします。

 

  韓国(人)に関しては、現実に彼らと接したことが沢山あるというか、個人的な体験が非常に多い。しかし、笑ってしまうのは、そのどれもがネガティブな(勉強にならない・尊敬できない)ものばかり。

  唯一、「韓国人というのは大したもんだ」と思えたのは、大学時代の日本拳法部のOB(と奥さん)だけ。この方たちは、韓国人(百済・新羅)ではなく高句麗人ではないのか、という気が、最近になってしています。

  それは「元寇 蒙古帝国の内部事情」中公新書 旗田巍 で知った「北朝鮮(高句麗)と南朝鮮(百済・新羅)の違い」に由来するものです。


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