第11話 ハンデが欲しい
今日は珍しくベータは出かけないようだ。
と言うわけで、オセロで遊んでるんだけど…
「強すぎない⁉︎」
もう何十回も挑んでるんだけど一回も勝てない!
「何年生きてると思ってる」
とふふっとドヤ顔でベータは笑う。
そういう所だぞ、ベータさん。
「で、まだやるのか?降参して罰ゲームでも良いんだぞ」
「意地悪!手加減ぐらいしてよ!」
「私は勝負では手を抜かない主義なんでな」
いや、少しぐらい手を抜いてくれよ!ただでさえ強すぎるんだから!それかハンデぐらいつけて欲しい!
…まあこうやってゲームできるくらい平穏になったのは良いかなと思ってる。
最近、侵入してくる悪魔は居ないし。
私は分かってる、それはベータが守ってくれてるからなんだって。
ルカはああ言ってたけどベータからの愛は本物だと思う。
やっぱり、幸せだなあ。
「もう一回、挑戦する!」
「手加減はしないからな」
この後、何度か挑戦したが勝てずに罰ゲームとしてめっちゃしたのはいうまでもない。
(罰ゲームの内容はご想像にお任せします by作者)
To Be Continued
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