エロ漫画の世界に転生した主人公は学園生活を謳歌する。

帰り道

学校の帰り道、颯斗は桜に買ってくるよう言われた食材を買うためショッピングセンターへと向かった。

中に入ると涼しく、快適でラッキーだなと思いつつ、歩いているとオシャレな雰囲気の本屋があり、

颯斗はふと思い立って本屋に寄ることにした。店内を歩き回りながら、ふと見知った顔を見つける。クラスメイトの女の子、中川さんがファッション雑誌を手にして立っていた。

颯斗：「やあ、中川さん。こんなところで会うなんて珍しいね。」

中川は驚いたように顔を上げて、微笑んだ。

中川：「あ、颯斗君。こんにちは。そうだね、こんな偶然ってあるんだね。」

颯斗は中川が手に持っているファッション雑誌に目を向ける。

颯斗：「それ、ファッション雑誌だよね。そういうのが好きなの？」

中川は少し照れたように笑い、曖昧な表現で答えた。

中川：「まあ、色々あってね…あと、好きな人のためかな。」

颯斗はその言葉に興味を引かれながらも、応援するように笑顔で言った。

颯斗：「そうなんだ。好きな人のために頑張ってるんだね。それは素敵だと思うよ。頑張って！」

中川は微笑みを返し、少し恥ずかしそうに言った。

中川：「ありがとう、颯斗君。そう言ってもらえると嬉しい。」

颯斗はその微笑みを見ながら、内心では別のことを考えていた。彼の心には、新たな決意が芽生えつつあった。

颯斗（心の中で）：「中川さん、可愛いな…彼女を狙うのも悪くないかも。」

外見には出さず、颯斗は明るい表情で続けた。

颯斗：「じゃあ、また明日学校でね。」

中川：「うん、また明日。」

二人は笑顔で別れ、颯斗は店内を歩きながら中川さんとの会話を反芻した。彼女の笑顔とその言葉が、颯斗の心に強く残っていた。

颯斗（心の中で）：「中川さんのこともっと知りたいな。彼女の好きな人のことも気になるし…でも、まずは彼女に近づくことから始めよう。」

颯斗は今後のことを考えながら店内をあとにすると

旬 : 「颯斗ーーーー！」

旬がこちらへと爽やかな笑顔を浮かべながら向かってきた。

颯斗 : 「こんなところで会うなんて何か用事でもああるの？」

旬 : 「あぁ、今日は部活が休みだからさ、女の子にでも声かけて遊ぼーかなーと思って。　あ！せっかくだしさぁ久々にクラブでも行こうよ笑」

颯斗（心の中で）: 「やべ、クラブなんて行ったことねーのになんて断ろうかな。いや、でもせっかく高スペックに生まれ変わったんだ。経験するべきだな。」

颯斗 : 「そうだな、久々にぱーっとクラブ行って発散するのも悪くないな。」

旬　: 　「まじで！颯斗が行くなんていつぶり？やべーーー！上がってきたわ！そうと決まればすぐに行くぞ」

そうして2人は胸と希望と下半身を大きくさせながらクラブへと向かった。

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自宅にて

桜 : 「兄さん、買い物忘れてないよね」

完全におつかいを忘れた颯斗だった。