Revi(リヴァイ)部のメンツを紹介するぜ!!
私は
でも、そこで待ち受けていたのは幼女からの
(……なんで高校にこんな小さい子居るんだよ)
「う~ん、異文化交流会はね、
いや、深い意味もなにもモロじゃねぇかよ……。
って、え?
私はそれを聞いたとたん、希望をバッキバキに打ち砕かれてしまった。
「ふぅおおおおおおーーッッッ!!」
そして思わず膝から崩れ落ちてしまうのだった。
「憧れの異文化交流会が……
マジな話、あまりのショックで立ち上がれねぇ……。
陰キャからの玉の
死ぬほどキッツい受験生活を勝ち抜いてオーセンに入学したのに……。
するとあどけない少女はグロッキーになった私の肩を叩いた。
「まぁまぁ聞いてちょーよ。異文化交流会を求めて来たキミを損はさせないヨ!!」
損はさせないってどーゆーコト?
思わず私は耳をピクピクとさせた。
「この
すくっと立ち上がって自然と頭に浮かんだ英単語を口に出してみた。
「……”
それを聞いて小学生みたいな幼女は満足げにうなづいた。
「おー、さすがオーセンに受かるだけはあるね。発音もバッチリ。それに、Web辞書のコピペみたいな模範解答もブリリアントだね~!」
ナメてもらっては困る。私とて伊達に受験勉強をしてきたわけではない。
妙にカンの良い私は答え合わせの前に気づいてしまった。
この”
次の瞬間、部長らしき幼女は大きく腕を広げた。
「じゃーん!! ここは””
うわ~、当たってもちっともうれしくねぇ!!
「あ〜ッ、今、ムッとしたでしょ。これはあなたにも悪くない話だっていったでしょ? つまるところ、私達と一緒に
とたんに彼女からはまばゆい後光が差し始めた。ううおまぶしッ!!
「ぶ、部長ォ!!」
ヘロヘロな声をあげて私は救世主にすがりついた。
「あは、あはは。苦しいにゃあ……。実のところ私は部長じゃないんだよ。生徒会と部員は兼任できないんだ。だから私は部活復活のお手伝いをしてるんだよ」
戸惑う私を前に幼女は自己紹介を始めた。
「まぁ聞いておくれよ。そこの逆立ちしてる娘は2年生の”
(なんで二回言ったし……)
逆立ちをしている少女はそのまま反発をつけて見事にハンドスプリングを決めて美しい姿勢で着地した。
「むっ、胸は関係ないじゃないですか!! や、やめてくださいよほんとにもう!!」
(意外とリアクションがカワイイ…。でもなんで逆立ち………)
「そんで、そこのギターの娘は同じく2年の”
なんつー
♪テッテーーーン↑テレロロ↓ロロロ↓ロロロロ↓ギュゥゥーン!!
「へっへ~~~ん!!
……ドンッ!! ドンドンドンドンッ!! バァン!!
うわぁ、むちゃくそ壁ドンされてんじゃんよ……。
角部屋で隣に部屋がないという現実を私は無視した。
「そこで分厚い本読んでるメガネで白衣の娘も2年生。”
ネクラそうだなぁ。同族嫌悪だわ。
「……ブツブツ……なんで地学部は部員が居るのよ。絶対地学部のほうが地味じゃない。地味じゃない。私は地味じゃない……」
(オトコの体に詳しいのくだりはスルーなんけぇ……)
「そしてここで
(マジかよニュース
「あらあら~、キレイなお花だったのに、何がいけなかったんでしょうねぇ~? ウフフフフ」
(まともかと思ったけどうわこれ一番やべーヤツだ‼)
「まぁOGが結構お偉いさんになってるからそこらへんのもみ消しはしやすいらしいよ。そういうわけで
(ホントかよ……)
「わったし、ハッパなんてやってませ~~~ん。ホントで~~~す。ウフ、ウフフ」
(うおっ、やっべ!!)
「そして私は3年生徒会長の”
「あれ? あなたが部長さんじゃなかったんですか?」
「まっさか~。生徒会と部活、両方には入れないって校則にあるんだよ。でも、これで五人揃ったね!!」
私は嫌な予感がした。私もその五人に含まれている……!?
「はーい。そうでーす。
私は迷わずきびすを返して部室に背を向けた。
(話にならない。こんなアヤシイ部活につきあってたら私の青春はお先真っ暗だ!!)
「…………あー、残念だな~。今ならライバルが居ないし、一人でいい思いできるかもしれないのにな~。う~ん、でも帰っちゃうならしょうがないね。次に来る異文化交流会の入部希望者を待とっか……」
「私、やります!! やらせてください!!
真偽の定かではない甘い誘いにのって私は反射的にそう名乗り出てしまった。
熱い手のひら返しッ!!
そんな
なんだか無性に自分を恥ずかしく感じて、無意識に頭を
これがとんでもない決断になることを今の私はまだ知る由もなかったんだ…。
なかったんだよォ!!
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