4 どういうこと? やっちまった! 私はいったい、何を……。
え? どういうこと?
下書きを書き溜めてから公開すると、トップページの新着に表示されま……す!?
いやでもたしかに、あの時は。
いやでもたしかに、今は。
この日、あるいは前日からか、私の創作論もとい誤情報は「創作論・評論」の週間ランキングで二位まで上昇、おすすめレビューまでいただいておりました。
やっちまった……やっちまった!
まずいまずいまずい、どうする? どうする?
(この日から数日間のことではっきりと覚えているのは、ただただ動揺していた、それだけです。創作論や近況ノートおよびいただいたコメントを読み返しながら、これを書いていますが、残っていないものもあるため、時系列含め正確な再現とはなっておりません)
まずはとにかく、訂正しなければ!
創作論に追記をして、キャッチコピーを「重要な追記あり。読んでくださった方、お手数ですがご確認お願いします」といった内容に変更。
この時、タイトルの変更は失念しておりました。
そのあと書いた近況ノートより引用。
―――
あのエッセイを投稿する前に、運営様に問い合わせるべきでした。そうすれば決定的な誤情報とはならなかったと反省しております。
あのエッセイから私の(完全に独りよがりの)小説を読みに来ていただいた方もいます。
炎上商法、とはまた違いますが……。
なんだかもう、情けない気持ちでいっぱいです。
―――
私自身、気になる創作論を書いている方の小説を読むことがあります。PVの増え方から、同じように私の小説を読んでくださった方もいらっしゃったはずです。
誤情報拡散のついでに小説を読ませる。
結果的にそうなってしまいましたが、さすがにそれでPVが増えて喜ぶほど恥知らずではない……つもりです。
誤情報を与えてしまった方々にはもちろんのこと、自分の小説にも申し訳なくてたまらない。
私はいったい、何をやっているんだ……。
追記後も、創作論へのPVと評価は増え続けました。
五月二十三日。
近況ノートと創作論にコメントをいただきました。
「今から運営様に問い合わせても遅くない」、
【「遭遇した事象は「常に発生するわけではない」ですが、だからといって「まるっきり発生しない保証が百パーあるわけでもない」、
「いつ」、「どんな設定で」、「どういう投稿をしたのか」を明確にした内容を報告してあげてください(いただいたコメントより一部を引用)】。
運営様に問い合わせれば、トップページに表示されなかった時の状況がわかるかもしれない。
そうだ。やってしまったこと自体は取り消せない。
ならば、できるだけ正確な情報を提供しなければ。
それが義務だ。勘違いした使命感とは違う。
私は「カクヨムお問い合わせ窓口・不具合・障害報告」のフォームにて、当時から前日に至るまでの状況(表示されなかったときと表示されたときの両方、PVの付き方、創作論の内容など)を報告し、調査などの対応を取っていただけないかと連絡しました。
システム上の誤情報を拡散させたうえ、対処しろなんて要望。
なんて迷惑なユーザー。
ただやはり、なんらかの不具合が発生していたことはほぼ間違いないと思われます。証明する手立てがないため、あいまいな表現になってしまいますが。
この日のコメントで、「タイトルがそのままでよいのか」とご指摘を受けました。
まったく気が回っていなかった私は、遅ればせながらタイトルを変更します。
「下書きを書き溜めてから公開すると、トップページの新着に表示されません」
↓
「【不正確な情報の拡散、申し訳ありません】下書きエピソードを書き溜めてから公開すると、新着小説に表示されない場合があります。」
この日、創作論・評論のランキングでトップになってしまいました。不名誉なことに。
五月二十四日。
運営様より、問い合わせへのお返事をいただきました。
それを踏まえて、創作論に“第二話”として投稿しました。
以下はその本文です。最後のほうにある削除の通知は、その日のうちにあとから追記したものです。
―――
皆様に無用な混乱を与えてしまい、申し訳ございません。
起こった現象についてはたしかなことなので、運営様に問い合わせてみました。
返答の内容は転載禁止とのことでしたので、再確認も兼ねて簡単に要約します。
まず、不正防止のためだと思うのですが、編集したり公開したものを下書きに戻して再公開。あるいは最新話が公開されている状態で、それよりも古い下書きエピソードを公開。
この場合は新着に表示されません。
また、”露出の公平性”のため、同一の作品がトップページ上の「注目の作品」「ランキング」といったほかの欄に掲載される場合も、「新着小説」には表示されないとのことです。
私の公開したエピソードが新着に表示されなかったのは、上記のいずれの条件でもなかったはずなのですが、今となっては運営様のほうでも検証は不可能のようです。
私としても、本当に表示される条件下での投稿であったのかは、もはや確信がありません。
システム上、ちょうど私の投稿時に何かしら予期し得ない不具合が起こっていた可能性がる、と教えてくださった方もおりました。
5/19以降、私の小説のエピソード投稿は、このエッセイで最初「表示されない」と書いてしまった条件下のものの全てが新着に表示されていることを確認しております。
私自身いまだにどういうことだったの理解しておりませんが、これ以上は検証不可能なため、新たな情報はおそらく提供できません。
「創作論・評論」の週間ランキングでトップになってしまいました。
このような形でそうなってしまい、恥ずかしいやら情けないやら、です。
ただ、追記を読んでいただけないと、最初にこれをお読みになった方に誤解を与えたままになってしまいます。
ですので、5/25(土)26(日)を挟んで、5/27(月)にこのエッセイは削除します。
もし、「月に一回しかアクセスしないユーザーもいる」などの理由でこれを残したままのほうがいい、といった意見をお持ちの方がいらっしゃいましたら、お手数ですがコメントをお願いします。
読んでいただいた方、ご指摘くださった方、運営様。
ごめんなさい。ありがとうございます。
―――
次回で終わります。
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