君の「志」に恋い焦がれ、憧れた。今もまだこころの雨は降り続ける――。

主人公の雨斗は、隣の席の志に恋をする……。
しかしある夏の日に、忽然と姿を消してしまったのだ。

君の「志」にただ憧れ、恋い焦がれたというのに。
そんな君が、いなくなってしまった。

全てがどうでもいいと、志の亡くなったあの川へ行き、そこで自分も死んでしまおうと思った雨斗。
しかし、そこでそれを止める少女の声が聞こえた。

その声は、いつかの日に隣りにいた、あの子と似ている声だった。


―――

ってな感じなんですが、もう最高です。
描写が素晴らしい……! 雨斗くんの切ない気持ちとかがすっごく細かく描写されていてすごいです。見習いたい……!!

そしてこの物語は最後が感動します。
最後の台詞が! ほんとに泣けてくるので……。

短いからすぐ読めます。夏にピッタリの作品なので、ぜひ皆さん読んでください!

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