番外編 感動の牛レバーステーキ

❗最初にお断りをしておきます。

 ずいぶん古い話なので、

 レバ刺やら生レバーが

 登場致します。

 現在、レバー(牛、豚ともに)

 生での提供、販売とも禁止です。

 悪しからず❗

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 そのレバーステーキも、かの店の賄いでした。

これをを食べた時、レバーへの概念がくつがえされたのを覚えています。


レバーと云っても小口に切られた物では無く、ステーキと表現する程に値する充分な大判で、厚みも 5 mm以上は有ったかと思われます。


そんなレバーステーキをしょくする事は、今では叶わぬ夢なのでしょうか?


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私はみずから、好んで焼肉屋などには行きません。

〈悪口に聞こえそうなので細かい事は云いませんが…〉


それでも、お付きあい等で焼肉屋に行くと、注文する物は決まってしまう。


レバ刺、ユッケ、タンです。


但し、かのレバーステーキをしょくしてからは、レバ刺の食べ方が変わってしまいました…


 レバ刺が来たら、ネギや胡麻などの薬味を取り除きます。(余り良い表現では無いですね😰)

レバ刺の端の方を箸でしっかり掴み、焼き網に置きます。…が、箸で掴んだままです。 1~2 秒したら、ひっくり返し裏面もやはり 1~2 秒程焼きます。


御存知のとおりレバーは火が入りすぎるとモサモサした食感に為り、これが嫌いだと云う人も多いのではないのでしょうか?

決して焼き過ぎてはいけません。


驚く程の甘味とねっとりとした触感を体験したら、『レバ刺の自分でステーキ』は止められませんでした。


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 私が感動した賄い牛レバーステーキは、とてもシンプル。(たぶん…)


グリルパン(深めの溝の有るパン)で、大判で肉厚のレバーを一瞬だけ、焼きます。

裏面も同様に、一瞬だけ…

〈一瞬がどれくらいなのかは…?〉


もしかすると塩くらいはしてあるかな…?


生きてるうちに食べたいメニューの

最たる物です。




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カキフライ @mariko1873

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