第2話
「この男たちがあの2人の恋人ってわけか?」
「はい!」
元気の良い返事をした田辺は俺より半歩後ろ下がり、逆に俺は半歩前に出て、玄関の前に立っている男2人に頭を下げた。
「わざわざすみませんね」
この挨拶は義務のようなものだ。
9割方犯人がせなさんだということが分かっていても、この2人が無関係だということは拭えない。
作り笑みを浮かべる俺は顔をあげ、早速口を切る。
「まずはお名前を聞いてもよろしいでしょうか?」
「岡本陸斗です」
「岡本さんですね」
「俺は周防拓哉。せなの彼氏だよ」
「周防さんですね」
後ろの田辺がメモを取りやすいように復唱する俺は、尻目に背後を見やる。
うん、ちゃんとメモを取ってるな。
左側のスーツを着ているのは岡本さん。そして右側の金髪が目立つのが周防さん。
どうやら2人は初対面らしく、どこかよそよそしい。
「えーっと、ではまず岡本さんに質問しますね」
「はい」
「前田沙苗さんの彼氏で間違い無いですか?」
「間違いないです」
「ならここに来るのもかなり辛かったでしょう」
「正直辛かったですし、来たくもありませんでした。けど、沙苗を殺した犯人が捕まるならと考えれば自然と足が動いて……」
「なるほど。本当にありがとうございます」
もう一度頭を下げた俺は、背後に居る田辺の足を踏んでお辞儀をさせる。
目元も赤く、亡くなったことを知らされた時はさぞ泣いたのだろう。気持ちはわからなくもない。
「お二方に質問ですが、合鍵を持っていますか?」
頭をあげた俺は、2人を交互に見ながら問いかける。
もしここで合鍵を持っていると発言したのなら――
「持ってねーっす」
「持ってないですね」
口を揃えて言ってくる2人は首をふる。
聞いといて何だが、後で鑑識部が家に行くから嘘だった場合は捕まるが。
「そうですか。では周防さんに質問をしますね」
「おう」
「せなさんとの出会いはどこで?」
「コンビニっすよ。バイトしてたからノリでナンパしたら行けちゃった感じっす」
「コンビニですか。確か沙苗さんもコンビニでバイトしてましたよね?」
「はい。日中はコンビニで働いてますよ」
「なるほど。もしよければですけど、そのコンビニに案内してもらうことはできますか?」
「できますよ」
「おう」
拒否権のない言葉に素直に頷いてくれる2人は、踵を返してエレベーターの方へと向かう。
俺と田辺も2人の後ろにつき、田辺が取ったメモに目を通しながら歩く。
「なんですか?隣からジロジロと」
「変なこと書いてないか見張ってるんだよ」
「書いてませんよ。ここはしっかりとしています」
「ここは、な」
無言の2人の後ろでそんな会話をする。
すると、周防さんが睨みを寄せてくるので慌てて姿勢を正す。
別にちょけているつもりはないんだがな。
「先ほどの質問の続きですが、岡本さんはどんな風に沙苗さんと出会ったんですか?」
「僕、元々バイト先が一緒でして。そこで知り合って交際へと発展した、という感じです」
「なるほど。よくあの部屋には行っていたんですか?」
「いえ、そんなことはないですよ。1ヶ月に1回行けたらいいぐらいの頻度でしたし」
「周防さんはかなりの頻度で入ってますよね?」
「土曜日は毎回行ってるからな」
「……土曜?」
訝しむ声が不意に聞こえてくる。
その声の主を探すためにあたりを見渡せば、眉間にシワを寄せ、周防さんの言葉に過剰に反応する人物が視界に入った。
「どうかしました?岡本さん」
「いえ、土曜日は沙苗のバイトが休みの日なのでおかしいなと……」
「休みなのか?あの家には人っ子一人としていなかったが」
休みの日?人っ子一人いなかった?
思わず首を傾げてしまう俺に、田辺がツンツンと肘を突いてくる。
「外にいたという可能性もありますよ」
「んなもん分かってる。俺が悩んでるのは、あの交換日記にあった『男連れ込むなら先に言え』という言葉だ」
「玄関を開けたときに知らない男の靴があったんじゃないですか?」
「……それまで外にいたと言いたいのか」
「あ、ちなみに俺がせなの家に入る時は毎回朝方っすよ」
「……夜の間、外にいたと?」
話がややこしくなってくる。
俺と話している間も随時メモを取っている田辺だが、混乱してないだろうな。
なんて心配を他所に、田辺は落ち着かせるようにジェスチャーしてくる。
「まぁまぁまぁまぁ。一旦コンビニにでも入って頭を冷やしましょうよ」
「なんでおめーが仕切ってんだ」
でもまぁ、その考えは否定しない。
きりがないことを考えても仕方がないからな。
マンションから出て、俺達は徒歩1分のところにあるコンビニへと向かう。
青色が目立つコンビニで働いていたのは沙苗さんのほう。
どうやら2人は別のコンビニで働いているらしく、近い順に向かうとのことだ。
「あ、すみません。警察のものなんですけども」
「け、警察?」
多分アルバイトの子だろう。
警察手帳を見せる田辺の畏まった態度に、分かりやすく動揺するアルバイトくんは「て、店長呼んできます!」と言葉を置いてスタッフルームへと走っていく。
「僕ってそんな怖いですかね」
「警察が来たら誰だってビビるだろ」
警察=悪いことをした、みたいな風潮が日本ではある。
まぁ実際悪いことをしなければ警察のお世話にはならないんだが、見方を変えれば守ってあげるヒーローでもあるんだぞ?
なんてことを考えていると、奥から黒髪の30代らしき男性がこちらへとやってくる。
「あ、どうも。警察のものです。店長さんでお間違い無いでしょうか?」
「店長ですけど」
「では前田沙苗さんのことについてお聞きしたくて」
「前田?それなら最近シフトに入ってないが」
「シフトに入っていない?」
「あぁ。前までは意欲があって助かってたんだが、ここ最近じゃ顔を見ないな」
「ちいなみにいつまで入ってました?」
「えーっと、7月の14ぐらいだっけか?」
「そうですか。ありがとうございます」
田辺が淡々と質問を終わらせ、お辞儀をする。
店長もそれで質問が終わったのだと見たのだろう。
久しぶりに再会した我が子のような表情を浮かべる店長は、岡本さんの肩を組んだ。
「にしても久しぶりだな岡本。元気にしてたか?もしかしてお前がなんかしたのか?」
「してませんって。知っての通り僕、真面目ですよ?」
「そうだっけか?たはは!」
豪快に笑う店長と、申し訳無さそうな表情を浮かべる岡本さん。
けど、働いていた時は相当仲が良かったと見受けられる。
「あ、1つ俺から質問いいですか」
「どうぞどうぞ」
「沙苗さんが2人で暮らしている、ということはご存知でした?」
「そうなのか?生憎、俺は人の家庭環境とか把握してなくてなくてね。ここでのことなら何でも話せるが……その様子だとなにもなさそうだな」
「またなにかあれば聞きに来ます。ありがとうございます」
頭を下げた俺は、そそくさとコンビニをあとにする。
「あ、ちょ。早いですって」
「じゃあな岡本。また来いよ」
「もちろんです」
覚束ない足取りでこちらに駆け寄ってくる田辺と、店長との別れの挨拶を施した岡本さんは、最後にコンビニから出て俺の後ろにつく。
周防は俺と一緒にコンビニを出たため、ずっと隣りにいる。
「早いですよ。なにを急いでるんですか」
「客を見ろ。俺等が入ったからレジに行きたくてもいけないっていう状況作り出してたぞ」
「……僕以外の人には優しいですよね」
「当たり前だろ。お前の場合は自業自得だ。あと、7月14日メモっとけ」
「あ、はい!」
敬礼をする田辺から視線を外す俺は、少し先に見える緑色の看板が目立つコンビニに照準を合わせる。
そして先頭を歩く周防さんを見やった。
「そういえば周防さん。せなさんの苗字は知ってます?」
「苗字?せなの苗字は……あーっと、なんだっけな。『ま』から始まった気がするんだが覚えてねーや。コンビについたら店長に聞いてくれ」
周防さんが言うと、ちょうどそのコンビニの前へと到着する。
先ほどのコンビニから徒歩1分。
相変わらずコンビニとコンビニの間は距離がねーな。
先ほどのコンビニ同様に自動ドアをくぐると、田辺が前に立ち、警察手帳を見せながらアルバイトの子に声を掛ける。
「警察のものなんですけども、店長さんって呼べますかね?」
「け、警察?」
同じような反応をされる田辺はどこで培ったのか分からないポーカーフェイスを浮かべてスタッフルームを指差す。
「ごめんね?店長さんと少しお話をしたくて」
「わ、分かりました……」
首を傾げながらもスタッフルームへと歩いていくアルバイトくん。
そして姿が見えなくなった途端、ポーカーフェイスを崩してこちらを振り返ってくる。
「僕ってそんなに怖いですかね?」
「警察って称号が怖いんだよ」
見るからに嫌な顔をする田辺から、俺は周防さんに目を向ける。
周防さんはさやさんの苗字が分からないと言っていた。
果たしてそれは本当なのか、はたまた嘘なのかは分からない。が、出会いはナンパだと言っていた。
もし、その時から名前で呼び合っていたのなら苗字を覚えていないのも無理はない。
「うちになにかようです?」
強面の店長が姿を表すと、田辺はこちらを振り返り、分かりやすく嫌な顔をする。
そんな田辺に頭を掻く俺は、小さくため息をついて胸ポケットから警察手帳を取り出す。
「少し、せなさんのことを聞きたくて」
「せなくん?そういえばあの子、最近来ないね」
見た目と相反する口調はどこか親しみやすい。
いつものポーカーフェイスを取り戻した田辺も店員の目をしっかりと見る。
「最近来てないと言いますと?」
「なんかね、突然来なくなったのよね」
「理由はご存知です?」
「知らないよ。連絡先も知らないし、かといって家に行くのは粘着が過ぎるし……」
「なるほど。ちなみにいつからです?」
「7月26日ね。あの子はバチバチにメイクはしてたけど、仕事はちゃんとする子だったのよ?」
「……26日?」
「えぇ。それまで毎日来てたのよ」
眉間にシワを寄せるが、別に事件の1日前までバイトをしているなんて何らおかしくない。
逆に数週間前からバイトを飛ぶ方が帰って怪しいというものだ。
「もしかしてせなくんの身になにかあったのかな?」
「話すことはできません」
「そうでしょうねぇ。まぁ言いたいことがあるなら何でも言ってちょうだい」
「ありがとうございます」
クイッと田辺に向けた顎を店員さんに突き出し、さっさと質問せんかいと指図する。
メモも取らずにボケーっとしている田辺は俺と目が合うや否や、慌ててメモ帳を取り出して口を開く。
「あ、えーっと、せなさんの苗字はなんですか?」
「苗字?警察なのに知らないのかい?」
「せなさんのご自宅には証明書も指紋もなにもなくて尻尾がつかめないんですよね」
「家主を調べればいいんじゃない?」
「家主はせなさんと同居している女性なんですよ」
「……本当に指紋の1つもないの?」
「ないんですよ。だから調べようがなくてですね」
「ふーん?」
怪しむ目を向けてくる店長さんはなにかを考えるように顎に手を置き、そして肩を竦めて口を切る。
「善田よ」
「善田さんですか。ちなみに履歴書とかってありますかね」
「あるわよ。持ってくるね」
ほんと、こういう時は警察するよなこいつ。
なんで強面の店長で嫌な顔するのに、この情報を聞いて嫌な顔しないんだよ。
多分俺、今すっごい顔してるぞ?だってせなさんの苗字が沙苗さんと一緒なんだぞ?
現に、沙苗さんの彼氏である岡本さんがすっごい顔してるんだぞ?
「警部もポーカーフェイス上手ですね」
「変な顔してないのか……?」
「してないですよ。いつも通りのおっかない顔です」
「おいごらそれ褒めてんのか」
「褒めてますよ」
手元にあるメモ帳にボールペンを走らせながらもポーカーフェイスをやめない田辺は岡本さんを見た。
「にしてもすっごい顔をしてますね。まだ若いんですからシワを増やさないほうがいいですよ」
「いや……え?沙苗に兄弟……?」
「うーん。それは調べてみないと分からないですね」
まぁでも、苗字が一緒ということは兄弟である可能性が高い。
岡本さんの言葉を聞いたからだろう。周防さんまでもが険しい顔つきになってしまう。
「せなは『兄弟なんていない』って言ってたぞ?姉妹なんてなおさら」
「さ、沙苗さんも『兄弟はいないよ』と言ってました」
「どちらも否定してるんですねぇ」
そんな言葉を田辺が返すと、1枚の資料を持った店長さんがスタッフルームから姿を表す。
ヒラヒラと見せびらかすようにこちらへとやってくる店長さんは、プリントの上の方を指さしながら口を切る。
「ここに『前田』って書いてあるでしょ?」
「たしかにありますね」
「でしょ?」
「ちなみに、せなさんが同棲してることはご存知でして?」
「そうなの?全然知らない」
「そうですか。そちらのプリントって預かることできますかね?」
「もちろんもちろん。なにかファイルに入れたほうがいいかな?」
「持ってるので大丈夫ですよ。お気遣いありがとうございます」
丁寧に両手で受け取る田辺は、流れるように活字を見てこちらに振り返ってくる。
なんだと眉間にシワを寄せる俺だが、有無を言わせずプリントをこちらに押し付けてきた。
「おい、一応俺上司だぞ?」
「先輩後輩の仲が良くていいじゃないですか。ちゃんと資料に目を通してくださいね」
「……あんま舐めんなよ」
おっかない顔とか言ったくせに怖気の1つも見せない田辺は相変わらずの顔で店長に視線を戻す。
別に田辺に言われたわけではないが、俺は俺で資料に目を落とす。
交換日記と同じ字体で書かれていた名前が1番上にあり、しっかりと『善田せな』と書かれていた。
『誕生日は8月30日。性別は女性。得意なことはメイク。指先が器用』
住所は事件があったあの部屋のことを書いている。
経歴書なのでざっとこんな事が書かれていたのだが、経歴書には欠かせないあの情報だけがここにはなかったのだ。
「あの経歴書にはせなさんの出身校がありませんでしたけど、大丈夫なんですか?」
「出身校なんて見ないわよ〜。この世は実力社会。学校に行ってても行ってなくても、書いてても書いてなくても、仕事ができたら何でもいいのよー」
「そんな適当でいいんですか?」
「いいのいいの。なんたって、この店の店長なのよ?」
「そうですか」
声色変えずに淡々と話を進める田辺は尻目にこちらを見てくる。
まぁなにを言わんとしているのかは大体察しが付くが、一応俺、上司だぞ?
カバンから取り出したファイルに資料を入れ、胸ポケットからメモ帳とボールペンを取り出してメモを取る。
内容としては『経歴を隠している』と言ったところだろうか。
小学生、中学生のことを書かないのはまだ分かる。が、高校の学校名を書かないのはなぜだろうか。
もちろん高校に行っていないのなら、学校名なんて書かなくていい。
でも『中学卒』と書かなくてはならない。
せなさんはその『中学卒』という言葉すらも隠蔽しているのだ。
なぜか。
俺のちっぽけな頭から出てくるのは『尻尾を掴まれたくないから』だが、確証は持てない。
店長もこんな人なんだ。予め『学校名とか書かなくていいよー』とか言っていたらそれまでだからな。
「他になにかある?」
「あーいえ、僕からは」
「俺からも特にないぞ。なにかあったら電話するだろうし」
「だとのことなので、これで失礼しますね」
「わかったわー。気をつけて帰るのよー」
「ありがとうございました」
田辺がお辞儀するのに続き、俺も頭を下げる。
聞きたいことはかなり聞けたと思うし、証拠になるであろう資料も手に入れた。
店長さんが洗いざらい話してくれる人で本当に良かった。
たまに頑固な人もいるからな……。
そうしてコンビニを後にした俺と田辺は並んで歩く。
岡本さんと周防さんは後ろで険しい顔をしたまま。
正直、なにに対して悩んでいるのかはさっぱりだ。
最愛の人の秘密を知ってしまったから考え込んでいるのか、はたまた推理でもしているのだろうか、エスパーでもない俺には心理はわからん。
「ちゃんと資料読みましたか?」
「読んどるわ」
「本当ですか?」
「本当だ」
「なら気が付きません?学歴を隠している以外の不審な点が」
「はぁ?」
眉間にシワを寄せながらファイル越しに資料を見下ろす。
確かに所々に空白はある。
だが、学歴に比べればそんな大したものではない。
まぁ自己PRがないのはどうかと思うが。
「どこもなくないか?」
「いやあります」
「どこにだよ」
「ほらここ」
そう言って指してきたのは証明写真の部分。
だがこれと言っておかしな点はない……はず。
「うん。ない」
「いやありますって」
「どこがだよ」
「ここですって。明らかに濃いでしょ。メイクが」
「メイク……?」
いやまぁ、たしかに濃いけど。
目を細めて写真を見ながら言葉を紡ぐ。
「最近の女性はこれぐらいのメイクするだろ」
「証明写真ですよ?ここまでします?」
伸ばしたまつ毛に、赤が目立つ唇。カラコンを入れているのか眼球は茶色で二重。
肩まである黒髪にはリボンが付けてあり、ザ・地雷系の髪型をしている。
おかしい……。うん、これはおかしいな。
流石に証明写真にこれはおかしすぎるな。
最近の若いものはこれぐらい普通だと思ったのだが、やっぱり違うかったらしいな。
うん、俺の考えは古くないな。
「無駄なこと考えてます?」
「考えてねーよ。俺もおかしいなって思ったんだよ」
「はぁ。そうですか」
「んで、この写真を見てなにを思ったんだ?」
話をそらすように写真を指差す俺は田辺に問いかける。
不審な点があると自分で言ったのだ。
だから何かしらあるのだろうと思ったのだが、
「ないですよ。ただおかしいなと思っただけです。いつもこんな感じなんですか?周防さん」
「え、あ、おう。いつもそんな感じだぞ」
突然話を振られた周防さんは動揺を見せ、話をそらされた俺も睨みを向ける。
だがそんな俺達を無視する田辺は顎に手を置く。
別に考えるところなんてないだろ、と言いたいところだが、考えることは悪いことじゃない。
だから無言でマンションを見上げる。
「ここからはあの部屋、見えなさそうだな」
田辺が一瞬こちらを見た気がしたが、多分気のせいだろう。
あくまでもただの独り言に過ぎないのだから。
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