第2話 彼女の変化

美香は、髪を切ることにした。でも行こうか?行くまいか?で悩んでいた。そんな時、「あ!そうだ自分で切ってみよう!」と思った。「父さんがやっていたようにはさみ買ってきたはずだから。それを使って!できるはず!自信を持とう!」と意気込んで切っていた。「うまくいった気がする。だれかにみてもらいたいんだけど?誰がいいかな?遠津さんに会えれば?」と思って、電話かけた。「あのすみません?私美香ですが?遠藤さんですか?」「だれ~?俺は神木じゃね~よ~?あれ?美香ちゃん?なしたの?」「あのですね?自分で髪を切ったのですが?見てもらえませんか?うまく切れたか?男性の方がいいと思って。私友達があまりいませんから。」「いいけど?北広まで来れる?」「行きます。何処まで行けば?の後、札幌まで行きますから。私。ちょっと美術館まで。」「そうなんだね?じゃあ俺もついて行ってもいいかな?」「いいですが?」「昼くいに行きたいからさ~?いい?」「行きます?」「いいとも~」と言っていくことにした。美香は北広で待つ遠藤のところにJRで行った。「こんにちは。お久しぶりです」「え?美香ちゃん?まじに?(めっちゃかわい~)ショートになってる!!自分で切ったの?」「はい。どうですか?自信なくて」「めちゃくちゃいいよ!!驚いてるよ!!回り見てみな?え?でみてるから!!モデルさんかと思った!!」「そんなはずない!!お上手なんだから~!」「ほんとだって!びっくりだから!!」「行きますよ!」「かわい~んだからもう!美香ちゃんは!この!この!」「おだてないえください!」と言って札幌に向かった。「あの時の美香ちゃんほんとにかわいい!!またいじってみよっかな~」と思っていた遠藤は、走って駅のホームへ行った。「ところで美香ちゃんは?何の?美術館の展示会に?」「ムシャ?って知ってます?」「知らない」「これなんですが?多分どっかでは?見たことあるとは?」「これの展示会やってるの?」「はい。それと。大丸のほうに。」「俺、昼のついでにそこ行ってもいい?」「じゃあ?展示会で観覧する分出しますから、お昼の分出してもらえますか?」「お安い御用ですよ!」「ありがとう。今。ラベンダー。部屋の中に入れてありますので。寒いから。」「確かにね?」「はい」と話しながらJRで、新札幌まで行って、地下鉄で、西18丁目まで行って下車して、美術館へ。その美術館に入ったら、大きな絵がたくさんあって、疎に一枚のところに美香が立ち止まってみていた。「これ会ったんだ!やっぱり見に来てよかった!すみません!これ写真撮ってもいいのでしょうか?それともダメでしょうか?」と担当の方に聞いていた。「それがですね、、ダメなんですよね、それで、この絵が載ってる絵葉書ならあると思うのですが、」「そうなんですか?探してみます!ありがとうございました。ご面倒かけてすみませんでした。」「いいえ。本当にこの絵が好きだったのですね?」「はい。それで、今日来ましたので。」「今度この画家さんが来ることになってまして。実際に会ってみたら?」「そんな、、、困らせたくないし、、、」「実際に会ってみたら?」と遠藤さんが言った。「こんな私が?いいのかな?」「だって本当に好きなんでしょ?この絵が?なら?もしかしたら?だけど絵のモデルになれるかもよ?」「そんな、、、私不細工だし?」「そんなことないって!!きれいだから!可愛いし!」「そうなのかな???」と二人は話していた。午後から、美術館を出て、狸小路方面に行って、二人で、デートをしていた。そしたら、美香のことをジロジロと見ていたのも、ものともしないで、二人の世界にどっぷりはまっていた。その後で、遠藤さんは、他の男どもに「俺の美香に手~出したら多々じゃすまないぞ!!」という目で、他の男どもを見ていた。「どうかしたんですか?さっきからなんか?ジロジロ見られてる気が、、、」「気のせい、気のせいもしかしたら?かわいい人が、というか?きれいな人がいると思ってんじゃないかい?」「そうなのかな?私なんて?ね?きれいでもないし?がさつで、男勝りだから?」「そんなふうには見えないよ?」「そうですか?たしかに?黙ってればね?」「そうなんだ?おれにはもったいないのかな?」「自信をもちましょう!!ね?」「確かにもっともですが?」「いこ!いこ!」と美香は言って、二人は歩いていた。そして、お昼をどこで食べるか?で悩んでいた二人は、美香は、サンドイッチが食べたかったので、狸小路の先端の店に入ろうとしたら、「実を言うとさ?松屋あるの知ってた?この辺に!!俺そこに行きたいんだけど?ダメかな?そこなら?お腹いっぱい食べられるんだけどね?美香ちゃんは、サンドイッチが食べたいんでしょ?じゃあさ?サンドイッチと牛丼食べれる?」「難しい選択ですね~、、私もそのどちらかで迷って、何時も、サンドイッチしか食べないし。」「じゃあさ?一つはテイクアウト。一つはそこで食べるのは?」「いいですね。そうしますか?どっちみち持って帰れば、ね?後腐れないし?後、食べれなかったとき困らないしね?」「じゃあそうしよっか」「はい」と言って、先にサンドイッチ屋さんに行って、テイクアウトにしてもらい、松屋で食べることにした。その松屋で、ある人が、美香のことを「じーっ」と見ていた。「誰かに見られている気が、、、、」「え?そういえば?でもわからないんでしょ?」「うん」「誰なんだろ~ね?そんなに好きなのかな?美香ちゃんのこと?俺妬いちゃうよ?」「私だって困りますよ!せっかくいいひと見つかったのに!私迫られると何も言えなくなるんだから!」「そうなんだ~?今度迫ってみようかな~?」「え?」と言って美香はむせてしまった。「大丈夫?水持ってくるね?」「はい。すいません。」と言って、美香は、水を飲んでいた。「ごめんね。変なことを言って。」「いいえ別に。」と美香は言った。「外に行こっか。気晴らしにね?」「はい」っと言って会計すまして、そのまま大通り公園へ。そこにとうきびワゴンがあったので、二本とうきび買って噴水の間でサンドイッチととうきびを食べていた。そこでもナ~んか?美香のほうを見ている男性がいたのだ。「私なんかしたんでしょうか?悪いことしてないんだけど~?」「これだ!」「え?」と言って携帯を見たらツイッターとか、フェイスに美香の顔が映っていた。「こんなきれいな人見たことがない」とか?「胸デカイ」とか?「モデルか?」とか?書かれていた。それを見た遠藤さんは、「言いたいことを書きやがって~!ぶんなぐってやる!」と言っていた。「そう見えるんですかね?」「嫌味だよ絶対!自分に自信もちゃいいのに!ね?」「そうですよ!」「自分磨くとかね?人の批判しないでね?」「そうだそうだ!」と二人は文句言っていた。「そうだ!ここまで来たなら?映画見に行きません?うっぷん晴らしに!」「いいね?行こうか?」「私ある映画が見たかったんですがね?」「いいよ!そうしよっか!気分変えて!」と言って、札幌を満喫していた。そして映画見て、札幌駅方面に向かっていた。「ちょっと待って。またこっち方面来るよね?」「はい」「その時また俺ついてきてもいい?あの絵画の作者の人に会いに来るんでしょ?その時にまた。美香ちゃんに何か会ったら嫌だから。」「いいですけど」「そのときは、ゆっくりしよう。温泉でも入りながら変なことはしないから。本当に大切にしたいから君のこと。」「有難うございます。今度ゆっくり私のこと聞いてくださいますか?」「いいよ」と言って美香は恵庭駅で降り、遠藤は北広へ戻っていった。美香は、「こんなぶすだれが見てたんだろ?」と思っていた。

半分片目が見えずらくなっていた美香が思っていたのはそのことと、もう一つあった。でもある人物がこっちを見てたから。でも名前も顔も思い出せない。どうしょうもなかった。そんな状態でも介護の職と配達の仕事だけは辞めたくなかった。そんな時に一通の手紙が来た。「初めまして。なのかはわかりませんが、ある方に聞いてあなたのことを見かけて。それでペンをとりました。でも貴方はたぶん何も覚えてはいないのでしょうね?あの頃のことも何もかも忘れていて。でも君は、元気なのだと思います。私は、明子と言います。たぶん「だれ?」とお思いでしょうが、実は病院のある所であったことがあって、その時に知り合ったのですが、この前北広島にいましたよね?貴方はだれかとホームに行ってしまって話しかけられませんでした。それで唐突で悪いとは思ったのですが、もし、彼氏がいないのなら?合コンに付き合ってもらいたかったので。でも貴方もお忙しいでしょうから行けないのなら来なくてもいいので。気晴らしにと思ったので。もし、来る用事があるなら?北広島の駅に来てください。でも来れないなら諦めますので。私にもし、あの事故を予測できていたのなら?と思うことがあります。その時の状況を知ってる私なので。でも思い出したくないのなら?来なくてもいいので。では、さようなら。」と書いてあった。「事故?って何?」とは思った。「臭い物に蓋」をしていた美香にとって、なんのことだかさっぱりだった。この病気はもう治らない。と言われたきっかけがあったのか?と思ったけど怖くて行けそうになかった。ずっと部屋で震えていたから美香は。「こんな時誰かが居てくれたら?」と思っていた。それで不安になった美香は遠藤に電話をかけた。「遠藤さん?わ、私そっちに行けそうにない」「なしたの?」「ある人が私に何か言おうと待ってると手紙が届いて、私がこんな風になった理由を知ってるから教えてあげると。でもその代わりに合コンに出席しろと。」「そんなことを?何が言いたいっていうんだろ?」「美香に何かあったら嫌だよ!行かないほうがいいよ!そいつ誰だい?」「名前が宇都宮明子」「ちょっと待った!そいつ俺の友人の彼女だよ!なんであいつが出てくんだよ!あいつさ?ちょっとひねくれてて人を信じないんだよ!それと知り合いにヤクザが居て、危ないから行ったらだめだからね!」「はい。」「何日に行くことになってるのその合コン?」「1月23日」「なら行かないほうがいい。怖いなら。」「そうだね。」「俺がそっちに行くよ!」「ありがとうございます」「でも怖いんだね?いつもの美香じゃないね?」「そうかな?」「そうだと思うよ?」当日になって、怖くて外に出れなかった美香は、でも、買い物に行かないといけなくなっていて、遠藤さんが来るのを待っていたが、なかなか来ないため、美香は、恵庭近辺で済まそうとしていた。出かけようとしたら携帯が鳴った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る