31話 2日目②
俺は、
そこで、俺は意外な人物とであった。
「なんで夏鈴さんがこんなところにいるんです?」
俺が質問すると、少し怒ったように答える
「あのねー、私の妹の
そう言われたので俺は
「今のところ、誰も怪我とか病気はしてないですし元気だと思いますよ。」
「そっか、無事なら良いわ」
「結界内では、常に魔力を吸収され続けます。さらに能力を使おうとすると普段の2倍はかかります。今は、そんな結界内で過ごしているので心配するのも無理はないですけどね」
俺の言葉に
「そっか、そんなふうになってたんだ」
「そうです、だから俺たち以外は会議にすら、参加させてません。もし、変なこと考えて暴走されでもしたら、取り返しがつかなくなるかもしれませんから。」
「そう、しっかり考えてるのね」
「当たり前ですよ、これでも、最強パーティーのリーダーなんでね。
それで、話は変わってしまうけど、食料はどこにあるの?」
「こっちよ、ついてきて。」
そして案内された場所には、俺の想定していた量の3倍近くが置かれていた、とにかく多い
「これ全部?」
「えぇ、茜さんも許可をくださっている気にするな」
「ありがとうございます。これで、1週間はもちます。」
「そう、1週間しか、持たないのね。もし必要なら、1週間後にまま取りに来て」
「わかったよ」
そう言って、俺は焔の胃袋へと食料を詰め込んでいく
「すごいわね」
夏鈴が褒めてくれた。
「夏鈴さんまた少し別の話になりますけど、結界の中にいるうちのメンバーは薄々気づいてはいますけど今回の結界の件、殲滅部隊の上層部が絡んでるとにらんでいます。出来れば、奏さんと一緒に捜査して貰えると助かります。」
「わかった」
「それじゃよろしくです、食料ありがとうございました。」
そう言って、俺は、食料置き場を後にした
少しやった方がいいことがあったので東京支部に向かって、みんなに無事を伝えて、用事を済ませた。
ちなみに、今東京支部では救護班という名の、メイド集団がいる。元々は、ただの救護班だったがうちのメンバーは、なかなか怪我してもどって来ることがないため、することがないと言い出し勝手にヴェルとファルの真似をし始めて、はるかとちなにわざわざ防護機能つきのメイド服を全員分作らせたのである。
そんなことは置いといて、用事が済んだので支部を後にする
その後はとくに大した問題もなく結界の中へと戻ってこれた。
「ふぅー、さすがに疲れた」
『
『この俺も、さすがに疲れた』
『わり〜な、ゆっくり休んでくれ』
俺はとりあえず学校地下の食料庫へと向かう
すると、そこにはみなとと悪魔娘ふたりがいた。
「おつかれ」
「「お疲れ様です。マスター」」
「サンキューここにいてくれて助かった、今からだいたい1週間分の食料をだすから、それで昼食を作ってくれ。頼んだ」
俺が、部屋を出ようとするとみなとが
「休めよ」と言ってくれた。
「そうするよ」
その後、俺は
「あっ、おかえりじん」
「ただいま、悪いラウンジに布団だすから、とりあえず各クラス人数の2分の1の数の布団を配布しといてくれ、さすがの俺ももうヘトヘトなんで俺は保健室で休むよ。あとは頼んだみんなにも俺が戻ったことは、教えといてくれ」
「わかった、任せて」
俺が全ての頼みを言い終えると、ちなは嫌な顔1つせずに承諾してくれた
俺は、保健室のベッドに入るとすぐに意識を手放した。
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