29話 初夜
~じんside~
話が終わったのか3人が部屋から出てくるとネスとが俺に「もうしわけありませんでした!」
と勢いよく謝ってきたよく分からなかったが、
ヴェルとファルが嬉しそうにしているのでいいことにする。
その後、俺のパーティーにこの悪魔種3人を加えた12人で会議を行った。
ネスト曰くこの結界は、人間が作り出したものであることがわかった。
ただ、誰が作ったのかは分からないため今の所解決はできていない。
結界から出る方法も考えたが、もう遅いので明日検証することにする
「次は、生徒たちだね」
はるかが言う現在午後7時半みんなご飯が食べたい時間であるしかも結構な人数が体育館に集まっているため暑いだろう
「とりあえず校舎内なら安全ってことで一旦各教室に戻って貰ったら?幸い、水なんかは止まってないんだからトイレや、水分補給で困ることはないだろうし」
さえが案をだす。
みんなもこれに賛成し、生徒を各教室へともどすことにした
「もちろん、じんが放送してよね」
みくに言われる
「確かに、まだ入学して1ヶ月だって言うのに全校から名前を覚えられているのは、じんだけだろうからね。イケメンはいいよねぇ〜こんな時に役にたって」さえが嫌味ったらしく言ってくる
「お前だって可愛いだろうが」
さえが真っ赤になってしまった。
「まぁ、しゃーない俺が放送するよリーダーだしね。」
「はるか、放送してくるからほかの話をしといてくれ、なんについて話したかとかは、後でまとめて見せてくれ」
そう言って俺は放送室へ向かうその途中で倒れた奏さんを見つけた
「奏さん!大丈夫ですか、どうしたんです」
「あぁ…じんか、良かったよ」
「はぁ意識があって良かったですよ。立てますか?」
そう言って俺は、手を差しだす
「すまん、助かった能力の使いすぎでな」
「能力は、極力使わないって話だったじゃないですか。」
「さすがに保存食だけで、これからやっていくのは辛いだろうからな食料を買ってきた。これでなんとかしてもらおうと思ってな、地下の食料庫に入れれる分だけ、入れておいたから、よろしく頼むぞ。俺は、保健室で寝る」
「えぇ、ありがとうございす。ゆっくりしてください。」
結構時間が経ってしまったので、俺は急いで放送室へと向かった
ピンポンパンポン
「こんばんは、飛鳥 迅 です。全校生徒に伝えます。皆さん体育館で過ごしているも思いますが、校舎内は安全ということがわかったので、皆さん自分の教室へと向かってもらいます順番に移動してもらいます。まずは、1年生………………次は、2年生………………次は、3年生………………最後に先生方
移動は出来ましたね。次は、食事についでです現在8時前ですが、何とか食料が手に入ったので遅くなりますが9時くらいには、配れると思います。なので、あと少し待ってください。お願いします、以上で連絡を終わります。」
「もしもし みなと今から、ヴェルファルと一緒に、地下の食料庫に来てくれ俺も今から向かう」
「よし、来てくれて助かる。タイムリミットは8時50分まで、全校生徒の食事を作るぞ」
「何を作る?」
「とりあえず今日は、あまり時間もないからカレーとかでいいんじゃないか?」
すると「カレーとは、なんでしょうか?」
「カレーっていうのは……」
みなとが説明する
「わかりました!では、料理を始めましょう。じん様、変わります」
俺が玉ねぎを切っているとファルが変わってくれた。
途中何度か失敗しかけたが、何とか完成した。
「俺は、放送室でみんなに取りに来るように言うよ1階のラウンジで配ろう」
ピンポンパンポン
「皆さん、晩御飯が完成しました。各クラスの代表2人はカートを持って1階のラウンジに来てください。順番は3年生、2年生、1年生、先生方の順番で来てください。以上です」
みんなにご飯を配ってから自分たちの分を持って地下に戻る
「おつかれ」
「食料はどうやって手に入れたの?」
「奏さんが、テレポートを使って外から買ってきてくれた流石に明日の朝食までしか持ちそうにないけど。」
「じゃあ、明日はこれからの食料をどうするかだね」
はるかの言葉に頷く
ご飯も食べ終わり、みんな疲れ切っているので俺は、みんなに
「もう10時だ寝よう」
と言う「まずは女性陣から、寝てもらって5時くらになったら起こすから、今度は俺らを寝かせてくれ」
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