27話 戦闘開始

奏さんの放送が流れてすぐに、俺は校門へと向かった、そこには過去に見たことの無いくらい大きいゲート(モヤモヤ)があった。

「これは、やばいのが来るな」

はるかに電話する

「たけるを正門に呼んでくれ。あと、みなとを体育館の護衛に向かわせてくれ」

『わかった』

「やばいな来そうだ、こっからは、オペレーションでみんなを繋いでくれ」

『わかったけど、こんな状況だから、いつ切れても文句言わないでよ。みんなを繋ぐのは結構魔力使うんだから』

「はいよ」

そう言って電話をきる


「何体くらい来そう?」

俺の質問に、はるかは

「さぁ?多すぎて何体か数えらんないや今のところゲートは、じん達のところにしかないけど。」

「わかった、

しっかりやろうたける!」

「当たり前だ!」

「空牙」「アマテラス」

俺らは、武器を構える。

『来るよ』

「合わせるぞ、5.4.3.2.1.」

「炎魔 一閃いっせん

「空魔 天斬りあまぎり

俺は。広範囲の斬撃攻撃、たけるは天を裂く斬撃をはなった。

「雑魚は倒せたかな?」



~みくside~

「こっちも来たね、はるかちゃん誰か近くの人お願い」

『わかった。めいに向かってもらう』

「行っきマース」

めいが、元気に返事をする

「来た、炎魔 陽炎かげろう


「風魔 吹き荒れる風ダウンバースト

「めいちゃん、ありがと」

「さっさと倒そう、この結界からの出方も調べないとね」

めいに言われる


倒していくと、ひとつ大きな反応があったため私は、

「あなたがリーダーってことでいいかな?」

「我はリーダーなどでは無い、ただこのグループの指揮をとっているだけだ。」

「あら、じゃあはやく終わらせてボスのところに行かなきゃね」



しばらく戦っているとめいが、私に

「この子も悪魔種だよね、もしかしたらヴェルとファルの知り合いとかないかな?」

「そんな訳ないでしょ、だってあの2人は穏健派で攻めてきてるのは過激派、知っていたとしても、無闇に話すのはダメ2人を危険にしちゃうかもでしょ」

そんな話をしていると相手はハッとした表情をしたその後から、こいつから戦う意思が感じられなくなった


その後は少しずつ相手を消耗させながら戦った

相手が本気では無いので私たちも本気は出さない。

「なんと、この私がここまでおされるとは」

「めいちゃん私にやらせて、

炎魔 核膜激かくまくげき


「なんで生きているの?」

相手がつぶやく

「っで、ボスの場所はどこ?」

「…………」

「早く」

「……あの方はまだ来ない、今日も少しビビらせて帰ってこいと言われた」

震えながら答える

「そっか、行くよ」

「なんで助けたの」

「あなたに戦う意思が感じられなかったから。うちのパーティの人なら多分そうするから。あなた、名前は?」

「私はヴィーネストです。ネストと呼ばれているわ」

「わかった。ほらっ立って、行くよ」



~じんside~

よし、あとはこいつらだけだな。

「俺がやるよ」

たけるが言う

「任せるよ」

「水魔 水のムチヴァッサーウィップ

「やったな」

「あぁ、とりあえず戻ろう。」

「だな、はるかのオペレーションも途中で切れてたから心配だ。結界もなくなんないし、みんなと情報共有したいからな」

悪魔召喚コールデーモン ヴェル ファル」

「戻るぞ〜」

「「かしこまりました」」

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