25話 異変
2人の悪魔種ヴェルとファルを家に迎えてから2週間ちょっとがたったある日
この日も、俺たちは普段通りに生活をして帰路についていた
俺は、さえと一緒に帰っているのだが街中にいる何人かの人よ動きがおかしいような気がする
少しぎこちないのだ、ロボットとはまた違う
ゾンビ種に近い気がするが、そう言う訳でもない。
「なんなんだろう」
さえがつぶやく、帰ってからみんなにも話して、みんなで考えよう何か分かるかもしれない。
「ちょっと聞いてくれ」
俺は晩御飯の時に、みんなにそう切り出した
「今日の帰りに変な雰囲気の人間を見た、しかも1人でなはなく何人も少し怪しかったので一応みんなの意見とかも聞こうと思って」
するとたけるが
「俺たちも見たよ、ゾンビみたいなだけども違うような気味悪かったね。」
結局、はるかとちな以外はみんなが異変に気づいていた、はるかとちなが、気づけなかったのはみんなと出歩く時間が違ったからかもしれない
そんなふうに話していると
掃除をしていたファルが手を止めて、
「もしかしたら、魔人種が動き出したのかもしれません」と言った
「魔人種?」
はるかが反応する
「はい。魔人種とは、悪魔族…正確には過激派の悪魔族に従っている種族のことです。」
「まだ知らない種族があったなんて」
はるかが目を輝かせている
「そちらの世界に侵略している種族など、少数派にすぎません。異界にはもっと様々な種族がいますよ」
「その魔人種が、攻めてきたってことは裏で過激派が関わっている可能性が高いということでいいな?」
俺は、ファルに問いかける
「間違いないかと」
その言葉で、俺は思考の海へと沈んでいくのだった
~???side~
「あなたのおかげで、やっとあのにっくき東京へと攻撃を仕掛けることが出来る!」
時雨が声を上げる
「もう既に魔人種を放っていますから」
「ありがたい話ですな。」
「私たちの目的もたまたまですがそこにいるようなのでちょうど良いですね」
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