13話 殲滅部隊本部

俺たちは皆と合流したあと、北海道にある本部へと向かっていた。

船内では、みんなで報告会をして過ごした。



本部についてすぐに、俺たちは、奏さんたちがいる会議室へと向かった

もちろんりおも連れて。

「りおっ」

泣いていたのか、少し涙声になっているりおの部隊の隊長と思わしき人物、その人は

りおと抱きついたあと、俺に向かって

「妹を助けてくれて、ありがとうございます」

すると

「お主らが同時侵略を解決してくれたのだな、

大儀であったぞ。

奏でよ、こやつらが主の言っていた奴らだな?」

「そうだが」

「そうかそうか、ただの本部所属隊員から、私の直属へと取り立ててやろう」

奏さんから聞いていた話だとこいつは、沖縄にいる三大トップの1人『時雨』という男だと考えられる

なんでこんなに偉そうなんだ?

「どうしてそんな話になったのかわからないですが別に大丈夫ですよ」

「なんだと、たかが1部隊など簡単に潰せるんだぞ」

「何勘違いしてるのか分からないけど俺らエンドスタートは本部には所属していない、その証拠に俺たちは誰も隊員服を着てないでしょう?」

「なら、なぜここへ来た?」

「それは奏さんに報告するためですね、あとは、自己紹介をするためですかね」

そのためにわざわざ全員で来たんだしね

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