04話 今の日本と能力

俺たちの住んでいる日本は今、異界からの侵略者によって侵略されている。

と言っても、ほとんどの人はそんなこと気にせずに生活している。どうやって侵略してくるのか、わかっていることを説明すると、何も無いところが突然モヤがかかったみたいになり、そこから侵略してくる。モヤのかかる広さによって、侵略者の数が変わっているため。モヤがかかるまで何体出てくるのかも分からないし、いつ出てくるのかも分からない。侵略者の目的は何もわかっていないが、 今のところわかっているのは、全てのやつが人間へと危害を与えたり暴れ回って建物を破壊したりしているということだけだ。


そしてその、人を襲ったり、暴れ回ったりするやつを止めるのが、俺たち能力者の役目って訳だ。

能力というのは、ほとんどの人が持っている潜在的な力のことである。

能力にはいくつかの種類がある。

・自然の力を操ることが出来る 自然系の能力

・時間や空間などこの世の理を支配することの出来る 世界系の能力

・幻獣をガジェットとして扱い戦う能力 契約系の能力者

などなど、他にもいくつかの種類の能力がある。

ちなみに3つ目の能力を使うものは、2重能力者と呼ばれることもあり、自分の能力とは別にもうひとつの能力を扱うこともある。

そして能力者にとって大切なのが、魔力と自身の容量である。

魔力とは、簡単に言うと能力を使うために必要なエネルギーである。

そして、自身の容量とは、自身の体内に保管しておける能力の数を決めるものである。

ほとんどの人間は能力は1つで、さらに容量も1つの能力でピッタリMAXになることがほとんどである。

スマホで例えると、魔力とはスマホのバッテリーのことであり、容量とはそのまんまスマホの容量である。


そんなこと考えていると、

プルルルルル 突然俺のスマホがなった。


「じん、至急操縦室に来て!」

何故か、はるかから呼び出されてしまった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る