第92話.Bランク昇級とレベル55
昼飯を、食べた後にフランに合流しようと思い王城に、向かう事にしたら王家の昼食会が終わったか、キャプテンエレナがSランク連絡用の水晶で、確認してくれたが後1時間はかかるそうだ。
終わったら、連絡を貰う事にしてキャプテンエレナの案内で、俺達は市場の近くの釣り堀に来ていて、ここで釣れた魚は買って帰ってもいいし、お金を出せば安く調理もしてくれる。
釣り堀には、色々な海の魚が入っていて皆で釣ったが、結構釣れるので楽しいがライラが飛びぬけて、釣果を上げてるのはびっくりしたが、父親と良く釣りに行ってたそうだ。
そのうちに、昼食会が終わったとの事で、フランが合流してきて市場で買い物でもするかと、聞くとまだ日が高いのでBランク冒険者への昇級試験に行くと、答えてキャプテンエレナと別れる。
レッドオーガは、南門を出て南西に向かったところに、生息地があるとのことで門番にギルドカードを見せて、リョウの先導で目的地まで向かう。
〖4体の群れ、レッドオーガを見つけました風下から近づきます〗
「攻撃力が、今までの魔物より強いので。ライラは2頭引き付けてくれれば良い」
「4体いるので、2体をライラが挑発で引き付けて。右端かからライラつぎドムつぎフランの順で繰り返し倒す」
「残り2体は俺とリョウと、マリアのプロテクションで足止めしよう」
「マリアは、事前に俺とドムとライラに攻撃力上昇と。防御力上昇のバフをくれると嬉しい」
了解と、皆から返事が返ってきた。
「2頭を倒したら、2体をライラが挑発して引き付けてくれ」
「それを、俺とライラとドムとフランで倒す」
俺もドムもライラも何度か、レッドオーガの攻撃がかすりダメージを受けたが、マリアがハイヒール飛ばしてくれて直してくれた。
とにかく、レッドオーガは剣技と力に優れていて、安易な攻撃では傷つけられないが、俺のウォーターカッターとドムの烈火斬と、フランの魔法の空間斬の攻撃には耐えられず崩れ去る。
12体を、倒したところで依頼達成なので、解体を皆でして帰路につこうとしたところで、リョウが唸り出した。
〖強い敵が、前方に2体いる魔族です〗
「各自、戦闘態勢をとれライラ挑発で引き付けてくれ」
目の前の、2体の魔族は頭の角を除いては、綺麗な人間の女性の姿をしていて、魅惑的な肌を露出した格好をしている。
「見てくれに、騙されるな綺麗だが強力な魔族だ」
「アームじゃないし、皆大丈夫よ」
魔族達は、一旦ライラの挑発で引き付けられたが、左右に逃れようとするのを左の1体は、ライラのストロングウェーブを受け痺れたところに、ドムの烈火斬が襲い掛かったが剣でなんとか防御した。
右の1体は、リョウの雷撃を受けたじろいだが、俺のウォーターカッターをやはりウォーターカッターで、相殺する事20回続いたが決着がつかず、フランが魔法の空間斬をときより飛ばすが大きくよける。
左の1体も、フランの魔法の空間斬だけは直撃を食らわないように、大きくよける魔族達にも特殊な魔法らしくて、怖くて魔法で相殺させようとはしないらしい。
マジックポーションを、がぶ飲みしてウォーターカッターを叩き込んでいるが、相殺されて勝負がつかないがリョウの雷撃で、相手がよろけんだところにマリアのホーリーレーザーが、ヒットして半身を吹き飛ばし決着がつく。
ホーリーレーザーが、魔族に効くとは予想外だったが嬉しい、誤算であり残る1体に集中攻撃をかけるとたまらず、逃げ出そうとしたところにドムの烈火斬が、叩き込まれ倒れ込んだ。
「お前達の、聖女が此処まで強いとは思はなかった。この恨み忘れないよ」
そう言うと、うなだれて絶命したようだったが見た目が人間の魔族を倒すのには少し抵抗があった。
魔族の解体は、したことが無くしょうがないので丸ごと、アイテムボックス(中)に放り込んでおくことにする。
レベルは、パーティーの全員がレベル55になっていた。
リョウの先導で、門番にギルドカードを見せて、冒険者ギルドに行き1番空いている2番窓口の、綺麗なエルフの受付嬢さんに並び、Bランク冒険者への昇級試験達成の報告と、魔族討伐2体の報告もする。
青いつばさのメンバーのギルドカードを見せてBランク冒険者への昇級をしてもらいギルドカードも交換してもらうが素材の報酬と魔族2体の報酬は解体窓口するように言われた。
解体窓口の所に行き、レッドオーガ12体と魔族2体をお願いしますと言ったら、これはAランク魔族だな解体もこっちでやるのかと、問われたのでお願いしますと答えたが、解体の仕方もおしえてくださいと頼む。
集計すると、レッドオーガは1体金貨1500枚で合計で金貨18000枚で、Aランク魔族1体金貨8000枚で合計で金貨16000枚。
全ての合計で、金貨34000枚で今回は5人で均等配分にすると、1人金貨6800枚になった。
今日の、戦いでレベル55になったので心の中で、ステータスオープンと念じる。
【名 前】 アーム
【種 族】 人間
【年 齢】 18歳
【職 業】 魔法剣士&ティマー
【レベル】 55
【体 力】 3300
【魔 力】 2200
【攻撃力】 2475
【防御力】 2475
【機動力】 2200
【スキル】 アイテムボックス(中) 鑑定(初級) 翻訳 テイマーレベル3
アルパ流剣術レベル4 女神アルナの加護
解体レベル4 調理レベル3 気力レベル4 索敵レベル3
火魔法 レベル2
水魔法 レベル5
生活魔法 火 水
魔族との、ウォーターカッターの打ち合いと、今迄の積み重ねで水魔法がとうとう、レベル5になった必殺技の進化である。
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