第49話ホワイトウルフ

 宿屋に戻って、エルザさんに今日の事を報告したらライラが聖騎士になったのを喜んでくれて祝いに一杯おごらせてもらうよと言われた。


「5人とも、晩飯食べてきなリョウはこっちだよ」


 俺達が席に着くと、可愛い猫耳ウエイトレスさんが料理と例の酒を運んできてくれる。


 堅いパンと、コーンスープに煮込みハンバーグが付いていて相変わらず美味しかった。


 珍しく、エルザさんがお祝いに加わりフランもハイヒールを覚えたと言ったら賢者様に乾杯しなきゃともう一杯おごってくれる。


 祝いも終わり、皆もほろ酔い気分で睡眠をとるために宿の自分達の部屋に戻って行った。


 朝飯を食べるためリョウを、エルザさんに預けて食堂の席に着くと可愛い犬耳ウエイトレスさんが料理を運んできてくれる。


 堅いパンと、コーンスープと貝とエビの煮込みでだしがきいていて美味かった。


 裏庭で5つの型からの、素振りをやっていると、左でドムとライラも素振りを始めていてリョウも前後左右に高速移動する訓練をしていて。


 右ではエルザさんが、フランとマリアに体術の型の指導と体の使い方と組手を教えていた。


 1時間の鍛錬を終え、俺達青いつばさは冒険者ギルドの横のダンジョン行の馬車乗り場に向かう。


 何台か、並んでいる馬車の1台に乗り込み東へ1時間程揺られるとグランダンジョンに着いた。


 順番が回ってきたので、門番にギルドカードを見せてみんなで一緒に入場する。


 最初の階から、魔方陣で地下5階に行くと地下6階へ降りる階段があり皆で降りた。


 地下6階に入ると、ダンジョンが薄暗くなり洞窟が続いている。


「リョウが先頭で索敵、ライラとドムが前衛でフランとマリアが中衛で。俺がしんがりの後衛で進む」


(6体の群れ、ゴブリンを見つけました近づきます。)


「ゴブリンが、いるようなのでライラが引き付けて確実に倒す」


「6体いるので、4体をライラが挑発で引き付けて右端から。俺つぎライラつぎドムつぎフランの順で繰り返し倒す」


「残り2体はリョウと、マリアのプロテクションで足止めしてくれ」


「マリアは、事前に俺とドムとライラに攻撃力上昇と防御力上昇の。バフをくれると嬉しい」


 了解と、皆から返事が返ってきた。


「4体を倒したら、2体をライラが挑発して引き付けてくれ」


「それを、俺とライラとドムとフランで倒す」


 40体を倒したところで、フランは魔力温存のためマリアと素材解体やると言ったしドムは斧を交換してくると言っていったん下がったが。


 ドムはフランのアイテム袋(中)に入っている、交換用の斧を装備してすぐに戦闘に戻ってきてライラは自分のアイテム袋(中)で剣を交換している。


 70体を倒したところで、俺とドムとライラも素材の解体に加わる事にする。


 地下7階への、階段を見つけたところで魔物がいないのを確かめて武器の手入れをして昼食をとったがホットドックとクラムチャウダーの暖かい食事だった。


 地下7階に入ると、やっぱりダンジョンが薄暗くなり洞窟が続いている。


「リョウが先頭で索敵、ライラとドムが前衛でフランとマリアが中衛で。俺がしんがりの後衛で進む」


(6体の群れ、ゴブリンソルジャーを見つけました近づきます)


「ゴブリンソルジャーが、いるようなのでライラが引き付けて確実に倒す」


「6体いるので、4体をライラが挑発で引き付けて右端から。俺つぎライラつぎドムつぎフランの順で繰り返し倒す」


「残り2体はリョウと、マリアのプロテクションで足止めしてくれ」


「マリアは、事前に俺とドムとライラに攻撃力上昇と防御力上昇の。バフをくれると嬉しい」


 了解と、皆から返事が返ってきた。


「4体を倒したら、2体をライラが挑発して引き付けてくれ」


「それを、俺とライラとドムとフランで倒す」


 40体を倒したところで、フランは魔力温存のためマリアと素材解体やると言ったしドムは斧を交換してくると言っていったん下がったが。


 ドムはフランのアイテム袋(中)に入っている、交換用の斧を装備してすぐに戦闘に戻ってきてライラは自分のアイテム袋(中)で剣を交換している。


 70体を倒したところで、俺とドムとライラも素材の解体に加わる事にする。


 地下8階への、階段を見つけたところで魔物がいないのを確かめて武器の手入れをした。


 地下8階に入ると、ダンジョンが明るくなり草原が広がっている。


「リョウが先頭で索敵、ライラとドムが前衛でフランとマリアが中衛で俺がしんがりの後衛で進む」


(6匹の群れ、ウルフを見つけました風下から近づきます)


「ウルフが、いるようなのでライラが引き付けて確実に倒す」


「6匹いるので、4匹をライラが挑発で引き付けて右端から。俺つぎライラつぎドムつぎフランの順で繰り返し倒す」


「残り2匹はリョウと、マリアのプロテクションで足止めしてくれ」


「マリアは、事前に俺とドムとライラに攻撃力上昇と防御力上昇の。バフをくれると嬉しい」


 了解と、皆から返事が返ってきた。


「4匹を倒したら、2匹をライラが挑発して引き付けてくれ」


「それを、俺とライラとドムとフランで倒す」


 40匹を倒したところで、フランは魔力温存のためマリアと素材解体やると言ったしドムは斧を交換してくると言っていったん下がったが。


 ドムはフランのアイテム袋(中)に入っている、交換用の斧を装備してすぐに戦闘に戻ってきてライラは自分のアイテム袋(中)で剣を交換している。


 70匹を倒したところで、俺とドムとライラも素材の解体に加わる事にする。


 やっと、全員のレベルが32に上がった。


 地下9階への、階段を見つけたところで魔物がいないのを確かめて武器の手入れをする。


(魔物の、反応がありました2匹ホワイトウルフで急激に接近中です)


「皆、戦闘態勢だリョウがホワイトウルフ2匹が襲ってきてるそうだ」


 襲ってきた2匹の、ホワイトウルフにライラが挑発で引き付けるが相手の攻撃のすさまじさに足がよろめいた時に左の1匹にリョウの雷魔法の雷が落ち痺れさせる。


「マリアは、左のホワイトウルフをプロテクションで止めてくれ」


 右のホワイトウルフの、攻撃がきつくライラと俺とドムが傷を受けるがフランがハイヒールで回復してくれ何とか俺の5の型突きが気力で右目をえぐりドムが首に一撃を与え絶命させた。


 左のホワイトウルフに、挑発掛けライラが引き付けると今度はリョウが雷で痺れさせた隙にフランのアイスアローが目を潰しドムが口に斬撃し牙を折り俺が5の型突きで気力で口の奥を突き決着がつく。


 フランもマリアも、戦闘中にマジックポーションをがぶ飲みしていたらしく俺達も疲れ切っていたので解体をして武器の手入れをした後に小休止する事にした。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る