第18話 ケイゾン戦士誕生

VOY S2-2 第18話


邦題:ケイゾン戦士誕生


原題:Initiations


あらすじ……ケイゾンの少年カーが、戦士ウォーグラの称号を得るため、チャコティを殺そうとするが失敗に終わった。するとチャコティは、少年を殺せば自由にしてやるとケイゾンから提案される。


コメント

戦いで他人を殺すことで認め合う種族って、

どこかで似たのを

思い出しませんか?


しかし決定的に違うのは、

連邦の制服から技術までなにもかも、

ケイゾンにとって敵だということ。

その動機は「支配していた制服星人から

独立したから」ってんだから、

たしかにクリンゴン人とは違います。


ケイゾン

「戦いにやり直しが利かないことを

おまえたちに教えたい」


たしかに戦争にはやり直しは利かない。

でも……決闘するのは子どもだよ?

おなじ子どもの目の前で殺しあうなんて

ひどすぎない?


しかしチャコティのとっさの判断で、

少年とアメリカインディアン、

そしてリーダー(ラジーク)の

三人は宇宙を経由、ラジークをのぞく二人は

近くのMクラスの惑星へと着地します。


ヴォイジャーの必死の捜索中、

この惑星での交流をはじめるチャコティと少年。

チャコティ

「おれの種族にとって、土地は人間の持ちものではないんだ。

人間はなにも持ってない。あるのは勇気と正義だけだ。

それがあるから、おれは強くなれる」


その言葉に影響されて、カーはチャコティを殺せる

絶好の機会をチャラにしてしまうのでした。

お約束ですね(笑)


現実の世界では、パレスチナ問題などで

土地の奪い合いによる戦争があります。

最後にカーが取った行動は勇気がありますが

それと同時に、地球人は

なかなか、そうはいかないよなあと思った

今日のVOYでした。




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