第6話 壁の野望
「あの、この国でも『夕日』って見られますかね」壁は僕の頭を撫でて笑った。
「ああ。必ずこの壁を壊して、この国を明るくする。約束だ」
そう言い壁は小指を出した。
僕は彼の小指に触れることはなかった。
「それは違います、僕はこの手で壁を壊します。あなたにはそのお手伝いをしてもらいたい」僕ははっきりと言った。
「いいぜ、そん時は
壁は新たな時代を担う少年に自分の夢を託した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます