第6話
2人とも呼吸が落ち着いた時、俺は起き上がり彼女に話しかけた。
「二つ目のお願いしてもいいかな?」
アマテラスからは「うん、いいよ」と可愛い声が返ってきた。
もはや、キャラ設定を忘れている様でもあった。
俺はまたある準備に取り掛かる。
用意したのは布団圧縮袋と細いチューブ、それに30cm四方の段ボールが一つ。
「今からチューブを口のところへ入れるから、咥えてね」
そう言うと、彼女は頷いた。
細いチューブはアマテラスの口のスリットから差し込めるか微妙であったが、上手く彼女の口まで到達した。
そして、彼女がチューブで呼吸しているのを確認してから、布団圧縮袋へと押し込んでいく。
あぐら縛りで仰向けになった彼女は身動きが取れず、されるがまま。
「今日は俺の誕生日だからね、誕生日ケーキになってもらうよ」
そう言って、30cm四方の段ボールから中身を取り出す。中には袋詰めされたホイップクリーム。
それを絞り出す様にして、アマテラスの体にまんべんなく掛けていく。
全てのホイップクリームを掛け終わると、呼吸用のチューブを布団圧縮袋の外へ出し、口を閉めた後圧縮を開始する。
布団圧縮袋内の空気を全て吸い尽くすと、掃除機を止めた。
アマテラスはあぐら縛りの体勢のまま、圧縮され動けなくなってしまった。
少し体を動かそうとしているのか、圧縮袋のギシギシという音が時折する。
ホイップクリームは圧縮された事で所々、アマテラスの体が見えている部分もあったがほとんどがホイップクリームに包まれて白い塊となった。
下地は完成した、あとは簡単な装飾をするだけだ。
そこで、今まで出番のなかったSM用の太く赤いロウソクを用意した。
縛られてマングリ返しの状態のアマテラスの体にロウを垂らしていくが、布団圧縮袋、着ぐるみのウエットスーツに守られていて、彼女は全く反応しなかった。
俺は3本のロウソクを両乳首とマン筋にロウを垂らして固まらないうちにそこへロウソクを置いて固定した。
これで俺の誕生日ケーキの完成だ。
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