自主企画参加ありがとうございます。
冒頭ですが……
>同じ日に生まれた。小さい島の少ない人口では奇跡に等しく、二人は運命共同体として村の大人達に育てられていた。
・育てられていた
・育てられた
意味は異なります。「生まれた」は過去ですが「育てられていた」は過去から今です。時制が異なるので読み手はすんなり読めません。
同じ日に生まれた。小さい島の少ない人口では奇跡に等しく、二人は運命共同体として村の大人達に育てられた。
同じ日に生まれた。小さい島の少ない人口では奇跡に等しく、(今日まで)二人は運命共同体として村の大人達に育てられていた。
自分ならどちらかな、と想像してみます。
生まれた→育てられた
時制を合わせてみました。しっくりきます。
生まれた→(理由)→(今日まで)育てられた。
(今日まで)で時間の経過を読者に示し、時制を~(いた。)のままにしてみました。
他にも答えはあると思います。あくまで例です。ご検討ください。
>小さい頃から一緒にいる二人の性格は正反対だが喧嘩はなく、互いが互いを補い合うといった仲睦まじい関係であり、女の子が男の子を遊びに誘っては日暮まで遊び尽くすといった日々が続いていたのだ。
なぜ文末が「~のだ」なのか想像します。
小さい頃から一緒にいる二人の性格は正反対だが喧嘩はなく、女の子が男の子を遊びに誘っては日暮まで遊び尽くすといった日々が続いていた。互いが互いを補い合うといった仲睦まじい関係だったのだ。
かと想像します。「~のだ」はこの場合は理由などを示す「~のだ」です。
「(何故なら)→のだ」です。
それともこちらでしょうか。
小さい頃から一緒にいる二人の性格は正反対だが喧嘩はなく、互いが互いを補い合うといった仲睦まじい関係であり、女の子が男の子を遊びに誘っては日暮まで遊び尽くすといった日々が続いていた。
他にも考えられると思います。ご検討ください。
> 夏に二人がよく遊ぶのは、(中略)
>当時十歳だった
読み手は書き手に示して貰わないと物語が「いつ」なのか分かりません。
夏に二人がよく遊ぶのは、の前に、この場面が生まれてからどのくらい時間が経ったのか示してあげる必要があるのです。書き手は知っているのですが、読み手は知らないのです。
なぜこれを問題にするかというと、時制が「おろす。」「飛び込む。」と「今」を描写しているからです。今である以上、今がいつなのか読み手は知りたいのです。
まず、絵が浮かびません。幼児なのか少年なのかも分からないので、ぼんやりしたシーンになります。
これが過去形であれば、過去を語っているありふれた何度もあったシーンなんだなと読み手も納得するのですが。
過去形にするか、冒頭に「十歳になった頃、男の子は女の子への好意をほのかに自覚した」などと入っていれば、すっとこれ以降が頭に入ります。時制と「いつ」という情報は読み手に必ず必要なものなのです。
それはご存じのはずで、そのあとにきちんと時間の経過と15歳と情報が入っています。つまり、時制を意識したほうがいいのではないかと思います。これ以前の文も時制の問題かもと考えます。
どうぞご検討ください。
長くなったのでこんなところでいかがでしょうか。
作者からの返信
ありがとうございます!
ふむふむ、時制ですか……
正直な話これ書いたの丁度一年前で、細かなところを覚えてないんですよね。
ですので、もう一度見返してみよーかなと思います!
長文ありがとうございます!参考になりました!!(* ˊ꒳ˋ*)
めちゃくちゃいいですね……甘酸っぱい。ラズベリーを食べた時の描写、こちらも口が酸っぱくなるくらい鮮明でした。続きも楽しみです。
作者からの返信
コメントありがとうございますぅ(´;ω;`)
実はラズベリーを食べた事がないのですが、ラズベリーというのはデザートとして使われていたり、島に生息していても不思議ではない、ということで選ばせて貰ったんですよね。
食レポの時の奴は頑張って調べて自分なりに想像して書いたので、良かったと言ってもらえて嬉しいです!
編集済
ご企画参加させていただきました。
初めまして、しまうまと申します。
作品とても面白いと思いますが、その分勿体無いなと思います。
個人的な意見ですが、こういった感動系はキャラクターにどれだけ感情移入できるかです。あるいは没入感が大事だと思っています。
ですので、冒頭の三人称視点。男女の年齢が掴めずに少し困惑しました。初期の段階で私は没入に失敗しました。
最初は男の子の話が続くので、彼の一人称視点から始めると良いと思います。
運命共同体として育った。女の子との性格の違い。そして、恋に落ちた瞬間。心の動きが彼の目線でわかります。
そして、女の子視点の後半は女の子の一人称で描くと個人的な好みです。
以上です。
あくまで個人的な意見になります。
失礼いたしました。
追記
なるほどです!
名前がないのも詩のオマージュだからですかね。バックストーリーが知れて良かったです
作者からの返信
いえいえいえ、滅相もないです!
ただ三人称なのには理由がありまして。小説になろうの方では説明されているのですが、簡単に言うとこの小説の元となった詩が第三者視点だったからですね。
⚠️ここから下は読まなくても大丈夫ですよ!!
高校の授業でとある詩を元に900文字の小説を書くというのがありまして、もともと小説とか読むのが好きなのもあって2万文字位の大作(笑)になったんですよね。結局提出期限には間に合わなかったんですが。まぁそれで、誰かしらに見てもらいたいなぁ……と友達に見せたら「投稿すればぁ?」と言われたので、半年越しに小説家になろうの方に投稿しまして、2ヶ月位かな?見ては貰えてるんですがコメントを貰えてなかったので、カクヨミにも投稿してみるかぁ……と、いうのが経緯ですね。
まぁこの作品……オリジナル95%で、その詩の要素5%あるかどうかなので元の作品分かったら、かなり凄いっすねぇW
なんだろう…こう、溶けたって表現が正しいですかね?あまりの眩しさにやられました。
純愛ハッピーエンド過激派ですが、いいぞもっとやれって読んでるあいだずっと思ってました。
告白失礼します。好きです( ᷄ᾥ ᷅ ︎🫶🏻)
作者からの返信
なろうも含めて初コメだぁああああああ!!嬉しいいいいい!!!ありがとうございますぅ( ߹꒳߹ )
これ高校の授業で書いた奴なんですけど、結局終わらずに1ヶ月位で気長に書いた自信作だったので尚更コメントが嬉しいです!(* ˊ꒳ˋ*)
編集済
素晴らしい小説ですね!
あんまり、こういうスタイルのものを描かないので、尊敬します。
厳しいことを言うと、というか言いたいので言ってしまうと、勿体無い感じです。
数年後に期待というか…
単純に経験が足りない故の表現の愚直さは置いておいても、多少甘いですね。
まず最初に、読者を引き込む力が必要です。
読者を引き込むような内容は頭にありませんので、途中で飽きられるとどうしようもありません。
ここは本ではなくwebなので、最初から最後まで「面白い」ことが大切です。
別にコメディを入れろと言うわけでありません。
簡単に、内容が薄いような気がします。
情景もいいですし、お互いのすれ違いもうまく書けていると思いますが、表現はまっすぐです。
なんというか、比喩の形をした直接表現と言うか…
僕もよくあるのですが、1年前の自分の小説を読んでみると、表現が幼いと感じることがあります。
やはり経験は大事なのでしょう。
文章の力は、たくさんの量を書くことと、先輩作家の方達の素晴らしい表現を学ぶことで、少しずつ文章を読ませる力はつけていくしかありません。
ただ、罫線の利用はお勧めします。
これはもはや、技術の世界ですが、文章中に伸ばし棒が二つの場所があります。
ここを「けいせん」と、入力して変換すると、端と端がつながった完全な線が書けます。
カクヨムの都合上、若干隙間があることもありますが…
「────」
こんな感じです。
こういう技術を使うといいですよ。
まあ、何が言いたいかと言うと。
この小説はとんでもなく面白いので、もっとレベルを上げてほしい、と思ったと言うことです。
コンセプトも、ストーリーも、これまでにないほど素晴らしいです!
到底、僕では思いつかないです!
だからこそ、もっと文章がうまくなった時。
今でもいいですから、一度コンセプトだけ持ってきて、全部書き直してはいかがですか?
時々やると、過去の反省になりますし面白いですよ。
そう言う時は変更ではなくて、「リメイク作品」として別で出すといいです!
と言うわけで、もっと頑張って欲しい!という我儘なお話でした。
長文失礼します。
これからのますますの成長を是非見せてください。
お節介な作家より。
追記
やっぱり失礼だったかな、と思ったので喜んでいただけてちょっとホッとしました。
作者からの返信
お節介な作家さんへ
まずは一言、わざわざコメントをしてくださりありがとうございます!!
なんやかんやコメントが一番嬉しいです(* ˊ꒳ˋ*)
リメイクですか……それ採用です!!
マジ神アイデアですよそれ!!天才!
拙くはありますが、この作品は僕にとっての代表作にして自信作、原点にして頂点です(`・ω・´)ふんすっ!
この作品があったからこそ、なろうやカクヨムに投稿したし、投稿したからこそ他の作品が生まれてきました。
投稿者初心なグミ!!これからも成長していきますので、見守ってくださいね(* ˊ꒳ˋ*)
⚠️これより下追記です
経験、ですか……
正直な話、新作のショートショートを何作品も出した今でも技術があるかと聞かれると、胸を張って『ある!』とはなかなか言えないですね。
なので、これからもバリバリ書いてレベルアップします!!(*´罒`*)ニシシ♡
後はそうですね……頭に面白い要素が無い。その通りだと思います。
これが出来たのが高校三年生の現文の授業の課題で、900文字の『小説』を書くというもの用でした。
筆が乗り過ぎて二万文字を超えたは良いんですが、結局提出期限を二ヶ月過ぎてしまって……最終的に先生に見せたのが卒業式の数日前WWW
と、関係ない話は兎も角。
つまりはこの作品を書いていた頃に投稿する気は毛頭なく、かつ、正統派の小説として書いた……ということですね。
なので、Web……特に異世界転生ものにありがちな一話から転生して、本題である異世界での話を見たい読者に寄り添う。そんなハイスピードな展開は考えてませんでした。
だからこそ……序盤に世界観やメインキャラの紹介や伏線を貼り、中盤にいく毎にどんどんとストーリーが進んでいき、終盤のあの結末へと持っていけたのだと思います。
コメントをくださった方の中にもお誉めの言葉があれば、灯……ゲフンゲフン、お節介な作家さんが指摘してくださった様に、技術不足などを指摘してくださった方もいるのは事実です。
ですが、それでも……元の作品の要素がほぼ皆無な、もはやオリジナル作品であったとしても……ある程度の要素は残したい。そう思ってたので、リメイクの話を聞いて……それだあああああああああああああああ!!!!ってなりましたWWW
ありがとうございます!
長文失礼しましたm(*_ _)m