幕間 エピソードかき集め
本編とは別です。
メモ帳にちまちま溜め込んだエピソード。
会話文しかありません。全部ギャグです。
頭空っぽにして読んでください。
玄と他のみんなとの距離が本編よりも近いです。それを気にしない方はどうぞ。
「クソ野郎クソ野郎、まじクソ野郎」
「岩ァ、おめェもうちょっとお淑やかな言葉遣いはできねェのかァ?」
「あらやだ、ワタクシったら配慮が足りていませんでしたわね、すみませんわ。
ところで頭の程度が牛の糞尿よりも下な貴方様はなぜまだ生きているのかしら?」
「岩、確かに俺はお淑やかな言葉遣いをしろと言ったがクソ野郎死ねを丁寧にしろとは言っていない」
「久遠ちゃんの前髪って中心をパックリ割っているよね」
「あァ、それがどうした?、秋」
「前髪からハゲそうだなって」
「え」
「前髪から徐々に薄くなっていってM字ハゲになりそう」
「え」
「久遠さんって、結局岩さんとどういう関係なんですか?」
「そりゃあ裸も知ってる仲だな」
「はは、素直に言っちゃって、こりゃあ酔ってますね」
「ちなみにあいつの胸はこの旅館の女の中でいっちばんちっせェ」
「あー、確かに見た目からわかります」
「蓮太郎、久遠、お前らのブツを潰してこの旅館で一番胸の小さい女にしてやろうか?」
「久遠さんって大人っぽいですよね」
「お、気づいちまった?俺ァ結構恋愛観豊富だぜ」
「女性にモテる秘訣とかやっぱりあるんですか?」
「えっとな、まずは相手の話をよく聞くことだな、女性に対して自分語りは避けたほうがいい」
「おい玄、そいつまだ童貞だぞ」
「え?」
「まて岩、ちょっとまて岩」
「ちなみに今ドヤ顔で言った知識はしめ縄の先の世界から取り寄せたスマホとかいうやつで調べた内容だな」
「ばかばかばか、バラすな、ばか!!!!」
「秋ちゃん、好きだよ、付き合ってください」
「玄くん…?」
「…うわーーー!!、もう無理!!はずい!
っごめん!、実はドッキリなんだ!!、蓮太郎さんと御化さんとの賭けに負けてそれで、本当にごめん!!!」
「だよね、だって事案だもん」
「そ、即答…、だよね…」
「私が」
「…へ??」
「確かにうちの旅館には綺麗な奴はたくさんいるな」
「岩ちゃんも綺麗だよ?」
「冗談はよしてくれ秋のお嬢」
「そんなことないわ!岩さんの天竺牡丹みたいな綺麗な髪と目に、すらってした手足、それに小さな手!!、どれをとっても素敵だと私は思うわ!!あと、声も素敵よね!、岩さんの声は少し低めでいつも聞いててすごく落ち着くとおも」
「海お前黙れ、マジで黙れ、本当に黙れ」
「岩ちゃんお耳」
「秋のお嬢も本当に黙ってくれ」
「夕日くん頼みがあるんだけど」
「?」
「お姫様抱っこしてくれない?」
「!!」
「久遠ちゃんを」
「…?????」
「夕日、無理するなよ、本当に」
「わぁ、すごい!!、久遠ちゃんを持ち上げてる!」
「…?????」
「秋、夕日が宇宙猫みてェな顔してるからもうやめてあげろ」
「夕日くんって何でも食べるよね、苦手な食べ物とかないの?」
「夕日くんは苦手な食べものないもんね!」
「…コクッ」
「そっか」
「夕日!!、どこだァ?!、浄化薬飲む時間だぞォ!!!!」
「!!?!!?!」
「…ものすごい勢いで逃げていったけど」
「夕日くん曰く浄化薬はノーカンだって」
「玄くんの玄って人間のげんだよね、ダジャレみたいな名前だよねん」
「え、今」
「何?」
「玄くんって」
「…んふ、どきどきした?」
「…少女漫画読みましたね?」
「ちっ、ばれたか」
「この間読んでましたよね、誰から貸してもらったんですか」
「海ちゃん」
「海先輩に関しては他意がないと思うので怒るに怒れないですね、しょうがないんで御化さんのこと倍怒ってもらうよう久遠さんに頼みますね」
「ねぇ待ってよん!!!!!」
「玄くん、たすけて」
「秋ちゃん!?、どうしたの?!」
「どうしよう、わたし、わ、たし」
「落ち着いて、僕にできることなら何とかするから」
「お昼寝してる久遠ちゃんが起きた時にお水飲みたいかなって思ってお水持ってたらこぼしちゃって」
「うん」
「こぼした場所が久遠ちゃんの股部分で」
「うん??」
「コップ片付けて、急いで拭こうとしたら岩ちゃんと海ちゃんが来て」
「待って」
「海ちゃんが口を抑えると同時に岩ちゃんが久遠ちゃん蹴り飛ばして」
「待って」
「今久遠ちゃん岩ちゃんにボコボコにされてる上におねしょしたって勘違いされてるの、どうしよう!!」
「ちょっと待って」
「何言っても、岩ちゃんは秋のお嬢、すまなかったとしか言わないし、海ちゃんは忘れましょうねとしか言わないし!!」
「ちょっっとまって」
「れんたろうさん!、ぼく、おてつだいしてきました!」
「ほー、なんの?」
「おせんたくです!、いま、せんざいをせんたくきのなかに、いれて、もどしにいくところです!」
「ふーん、いい子だ、な…」
「?」
「小太郎、手に持ってるの見せてくれないか?」
「はい!」
「…漂白剤…」
「まっしろにきれいになるってかいてたので!、ぜったいこれですよね!」
「うん、まっしろになるな、うん…」
「ちなみに!、きのうは、あきちゃんも、はなれにとまったので、あきちゃんのせんたくものも、ぼくせんたくしたんです!、えへへ、はりきってがんばりました!」
「小太郎、悪いことは言わないから蓮太郎おにーさんと謝りに行こう、今なら半殺しで済むかもしれない」
「悪口しりとりしようぜ、岩」
「私が乗るとでも思っているのか」
「辛口すぎてモテねェよなァお前」
「偉そうな口を叩く癖して、よくもまぁそんな下等な語彙力で私に勝負を挑んだものだな、お前への恨み言ならきっと百年あっても言い足りない」
「意気地なし」
「仕方のないほどにお前はどうしようもない男だと思うぞ、のらりくらりとしている今のお前が本当に気持ち悪くて仕方ないくらいにはクソ野郎だと私は感じている」
「ルール守らないバカ女」
「泣かせてやろうか?、ぎったぎたにしてやる」
「ダチョウみたいな顔してる」
「ルールを守ってないのはどちらだ阿呆、適当に悪口言いやがって」
「…あの」
「今思ったこと絶対二人の前で言うなよ玄、俺は前に言って主に岩さんにぶん殴られた」
「蓮太郎さん何やってるんですか」
「御化ちゃんと御化くん、どっちがしゅき?」
「くんですね」
「人間くん?どちて?」
「容赦なく殴れるので」
「優しくないようぴえん」
「ぶっ叩きますよ」
「女でも容赦ないじゃんうそつき!」
「御化さんだけですよ」
「セリフだけ切り取ると少女漫画じゃん」
「失礼ですね、どこを切っても少女漫画ですよ」
「秋ちゃんって久遠さんのことちゃんづけで呼ぶよね、どうして?」
「くおんって響きが可愛いから」
「なるほど」
「えっ」
「あ、久遠ちゃん」
「…」
「久遠さん?どうしました?」
「通りすがりの蓮太郎、さんじょー、
なるほどねぇ、久遠さんは自分だけ特別扱いされてると思ってたけど、そういうわけじゃなかったから落ち込んでるのねー、ナルホド」
「蓮太郎、後で離れ裏な」
「玄は恋人が欲しいとか考えたことあるのかァ?」
「あるにはありますけど…でもそこまで強く思ったことはないですね」
「マジィ?なら安心」
「?」
「お前がこの旅館の誰かと付き合いたいとか言い出したらどうしようかと、お前と恋愛したら誰であろうと事案で捕まっちまう」
「僕がですか?」
「いや、俺ら」
「…この旅館の平均年齢いくつなんですか」
「…」
「目を逸らさないでください」
「御化さん」
「何?」
「御化さんって男の人泣かせてそうな見た目しておきながら、そういうこと全然してないですよね」
「人間くん、私喧嘩なら買うよん?」
「この間、蓮太郎さんが首と股間が逆に配置されてるトンデモなくムッチムチのムッキムキの化け物(男)…こほん、お客さんに迫られた話があるんですけど」
「今の失言許したげるから詳しく話して」
「御化」
「なぁに蓮太郎さん」
「今ここに玄が女装して現在進行形で秋と岩さんと海の女子会に参加しようとしているリアルタイム映像がある」
「ハイスペック幽霊の御化ちゃんが編集するよーん!バックアップ取るの任せてよん、
絶対この世から抹消できないようガッチガチにデータ固めるから」
「目がマジだ、頼もしい」
「仙術が誤作動起こして上半身男の下半身女になった」
「誰得なんだよそれ」
「うっさいよ蓮太郎さん、てゆーか、なんか今めっちゃおっぱいが欲しい」
「字面がひどいです御化さん」
「人間くんもうっさい!、こんな固い野郎の胸の気分じゃないの!!」
「油でも飲むか?胸って脂肪の塊だし、油系のもの食ったら復活すんじゃね?、マヨネーズとかでもいけそう」
「蓮太郎さんそれ油の過剰摂取で俺多分成仏する」
「旅館にデリヘルって呼べねぇのかな」
「蓮太郎さん軽蔑しますよ」
「デリヘルって何?」
「秋、誰からそれを聞いたか教えてくれるかァ?」
「ほーれほれ!」
「きゃあ!、久遠ちゃんすごい!」
「たかいです!!」
「んん?何あれ、ねえ蓮太郎さん、あれ何?」
「御化は見たことないのか?、あれだよ、あれ、子供を腕にぶら下げて楽しませるやつだよ」
「ふーん…」
「…おいこれはどういうことだ」
「あぁ、岩さん」
「なぜこの阿呆は床に倒れている、邪魔でしかない」
「御化が俺と玄をぶら下げる久遠さんが見たいっつって久遠さんにねだった。んで、久遠さんが頑張った結果だな」
「成人男性×2は無理があるだろう」
「ちなそんときの写真あるけど見ます?」
「当たり前だ、見せろ」
「うぇーいついにやってきたよん!!、人間くんの世界!!」
「いい調理器具があるといいんだが」
「ほんっとうに面倒ごととか起こさないでくださいね!!??」
「ごめん人間くん」
「なんですか早速問題ごと起こしたんですか殴っていいですか??」
「お財布忘れた」
「殴っていいですか」
「あ、やべ、俺も」
「殴っていいですか」
「ペイ○イもない」
「俺もだわ」
「殴っていいですか」
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