第17話 ギャップ
「
体調不良で3日くらい休んでいた
「え、えぇ、大丈夫よ。ありがとう
「そっか!良かった。」
そして何気ない雑談をしていると、
「おはよう
「おー。
挨拶をしていると、怖い顔をした
「2人とも、そんなに仲良かったっけ?」
その言葉にギクッとした僕は、
「あ、ああ、当たり前じゃん~!友達だもん~。」
「そ?ならいいけど…」
そうやって説得していると、
「…っ!」
スマホを確認した
「どうしたの?
「か、
顔色が悪く、青ざめていたので、気を付けて行くように伝えた。
「
そう呟いていると、ぐりぐりと
「わ、髪の毛崩れちゃうからやめてよ~!も~!」
(前も、撫でてくれたし、撫でるの好きなのかな?)
そう思って
「…っ!あーもう!」
余計にぐりぐりされた。なんで???
ーーー同時刻(
ついにきたか…。
スマホに、【保健室】と送られてきた。
つまり、これは保健室に来いってことでいいのよね?
そうして保健室に着き、ガラッと扉を開けたが、誰も居なかった。
「はぁ?呼んどいた癖に居ないとかありえない。この前の事謝らせてやるんだから。」
「へぇ~?そんなこと思ってたんですか。」
!!
いつもの真面目モードの
私の方が早かったのか。
すると、急に
「…は?」
「すみませんでした。あの時はなんとか言わせないようにと、考え付いた結果でした。本当に、すみませんでした。」
「え、いや、はい?」
まさか本当に謝られるとは思わなく、さっきから変な返しになっている。
「わ、私、ファーストキスだったんだけど…?どうしてくれるのかしら?」
「!!そうだったんですね。すみません。ですが、僕も初めてですよ。あなたが。」
(ふ~ん?そうだったんだ。そっか。…ん?そっか???)
「いや、だからなんなのよ!」
「おっと。そろそろ時間になりますね。それでは…。」
と言って去ろうとする
「ちょ、ちょっと!何逃げてr「あぁ。それともう一つだけ。」…なによ?」
「俺、好きじゃねぇ奴にキスしねーから。」
「は…?それって…。て、ていうか口調…。」
そ、それってつまり…私の事…を?
「…ニコッ…それでは失礼します。」
笑って去る
「も、もう!なんなのよー!!!」
コロコロと変わるギャップに耐えられなくなった私は、床に座り込み悶えていた。
……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます