難しい言葉の中に、自分の知っている言葉があるとホッとするのは私だけだろうか?作者さんの遊び心が散りばめられた詩で、読み終えるとホッコリした気分になった。
上月くるをさんの俳句のファンです。上月さんの俳句はどれも好きなんですが、この「パイナップル」は日常の中にある小さな幸せを感じられて特に好きです。あ、これ好き!と思った瞬間、自分の中のあたたかい想い出が映像やにおいとともにふわって蘇ってきました。日常の中に必ずある小さな幸せを見つけられる人間でありたい。だけど、ときにそういう心持ちすら消え失せてしまうことがあるそうか。そういうとき、上月さんの俳句を読めばいいのだ、と思いました。