第23話 登場人物紹介


1章が終わったので、唐突に(異世界転生物の居眠り運転トラックとそれに轢かれそうになる子供or動物くらい唐突に)登場人物紹介を入れたいと思います。

〜警告〜

この登場人物紹介及び作品は書いた人物の妄想と読んでいる方々の寛容な心で出来ているフィクションです。


妄想が元となっているため、実際、歴史、逸話、寓話それぞの人物及びその子孫の方々とは全く関係がありません。

なので、「実際はこうですよ?」

「歴史上ではこうでしたよ。」と言われたら「教えていただきありがとうございます。」

とお返事を返すだけになってしまうのでご了承下さい。


因みに、この登場人物紹介は書いている人が健忘症に近いので、間違いや矛盾点が出てくる可能性が高いです。もし見つけたらこっそり教えていただけると幸いです。

そうしたらこっそり編集しておきます。



賀茂 忠明(かも ただあき)

主人公

彼女に振られた直後に目の前の彼女が妖怪ぬっぺっぽうに見えはじめた大学生(1年)


恋愛に奥手だと思われているが、これは両親から責任が取れないなら欲望に任せた行動はするな。相手の身体や将来を考え行動しなさいという教育を受けてきたため。

自分に甲斐性ができたら彼女との関係を深めようとしていたところで、彼女に振られた。


自分を見守ってくれている後鬼(後述)は見えていない。

後鬼のおかげで正気度ロール(SAN値チェック)は常に成功(クリティカル)となる。


元となった人物は賀茂忠行(かものただゆき)超有名な陰陽師、安倍晴明(あべのせいめい もしくは はるあきら)の師とされる人物、恐れ多いので名前を1字変えています。


賀茂 晴(かも はる)


主人公の妹、

兄のことは好きだが、あくまでも家族としての好き。

空手大好きの勉強嫌い。


勉強は赤点を回避すれば良いというスタンス。兄や友人の玉藻から勉強を教えてもらう時間が大好き。


兄が葛葉(後述)と付き合っている時は、玉藻と親戚になれるから良いなと思っていたが、兄が葛葉に振られたと聞いた時に


「玉藻とアニキが結婚すれば、ウチは玉藻と義理の姉妹になれるじゃね!」

と思いついてしまったので、それからは玉藻推しになった。


元の人物は安倍晴明、説明不要なくらい有名な陰陽師

こちらも恐れ多いので1字抹消しています。


賀茂 日立(かも ひたち)

主人公の母親

学生時代からスポーツ万能、博覧強記で先輩や後輩問わず、おかしなことや間違いを正論パンチで正しまくった結果、皆から疎まれ、怖がられるようになった。

今でも葛葉と玉藻の母親からは怖がられている。


元ネタの人物は陰陽師の山背日立(やましろのひたて)

「吉を取り凶を避ける術」を修め日本の遁甲方術の開祖となったとされる人物。こちらも恐れ多いので読み方をひたちと改称


賀茂 明(かも あきら)

主人公の父親

1章では未登場(のはず)、筋トレ大好きおじさん。


無責任で不誠実な行動が大嫌いなため、息子には付き合っている女性には誠実にしろという教育を施す。


座右の銘は

「妻の尻に敷かれるのは夫の甲斐性」

名前の元ネタは安倍晴明、

主人公の妹と漢字を分け合った。


安倍晴明が、妻が怖がったから式神を一条戻橋の下に住まわせたというエピソードから妻に優しい(妻が怖いあるいは妻に弱い)という性格になった。


茨木 葛葉(いばらき くずは)

主人公の元カノ

ある理由から主人公には妖怪ぬっぺっぽうに見えるようになった。

因みに、それぞれの妖怪は主人公が漠然と彼女達に抱いていたイメージが増幅され具現化したものが最も近い妖怪に当てはめられたという設定です。


葛葉は突拍子もないことをするので考えが読めないところから、ぬっぺっぽうとなった。のっぺらぼうだと顔がないだけなので、肉の塊で、外観すらよくわからない、ぬっぺっぽうを採用。


思考より直感を信じるいわゆる脳筋タイプ。

やたらとポジティブシンキングで行動する。


主人公はまだ自分に惚れていると思っていて、今はふてくされて扱いがぞんざいになっているだけと思っている。


主人公と同い年で、同じ大学に通っていて、受けている講義もほとんど一緒、因みに中学、高校も一緒で同じ部活(陸上部)に所属していた。


元ネタは葛の葉(くずのは)

安倍晴明の母親とされるキツネ。


大体の方々はわかっていると思いますが、主人公が妖怪に見える女性はキツネの妖怪(?)から名前を借用しています。

姓の元ネタは茨木童子(酒呑童子の家来と伝承のある鬼、歌舞伎が元で一条戻橋で渡辺綱に腕を切り落とされたとも言われる)


茨木 玉藻(いばらき たまも)

主人公には毛羽毛現に見える。

これは主人公が彼女の妹と認識していたが、玉藻自体が引っ込み思案だったことと、葛葉がその直感力からなんとなく玉藻も主人公に惚れているかもしれないと思っていたため、あまり会っておらず話もしていないために、外見からのイメージ(長い黒髪が綺麗)が強く出たため。


葛葉の妹、姉と違って考えが先行するタイプ。

まず思考するために行動がワンテンポ遅れることがあり、さらに引っ込み思案なところもある。

勉強は得意だけど、運動は苦手、主人公の妹の晴には勉強を教える代わりに友人関係のところでサポートしてもらっている。

主人公のことが気になりだした時には姉の葛葉に彼女になられてしまったのを後悔していた。


元ネタは玉藻前(たまものまえ)

平安時代の鳥羽上皇の寵姫とされる人物、妖狐の化身とされており、正体を見破れた後、殺生石となったとされる。


茨木 妲己(いばらき だっき)

葛葉と玉藻の母親

主人公の母親を先輩と仰ぎ、極端に怖がる。


しかし、茨木家では夫よりも権力を持ち一家の長として君臨する。


主人公としてそのイメージを持っていたため魔王、山ン本五郎左衛門に見えるようになった。


元ネタは妲己(だっき)

中国の殷の時代、紂王の寵姫、

因みに、己が姓、妲が字とされる。その美貌を謳われたが、残酷なエピソードもあり、殷周革命のときに殷を滅ぼしたのはコイツのせいだ(意訳)とも言われる。

封神演義では蘇妲己という名で九尾狐狸精として登場した。


酒田兼太(さかた かねた)

主人公の親友だった男、こちらも葛葉と同じく脳筋タイプ。


葛葉が主人公を嫉妬させ恋人関係を深めたいと思っていることを彼女の渡辺綱子(後述)から聞いて

「なら俺と葛葉ちゃんが付き合うことになったらアイツも嫉妬する。俺と恋人関係の演技をするのは彼女の綱子も同意している」という考えを葛葉に伝えたためにこんな事態になってしまった。

葛葉、綱子とのハーレム関係を築き上げようとしていたかどうかは不明だが、ひょっとして上手くやればワンチャンあるかも!などと思ってはいた。


元ネタは坂田金時だが、クズ野郎となる可能性が高いため、姓を酒田、名前を幼名の金太郎→金太→兼太(かねた)と変えました。


渡辺綱子(わたなべ つなこ)

葛葉の友人(親友)であり、酒田の彼女として登場、酒田をさらにクズ野郎とするために、彼女ありが良いだろうということで設定、彼女もそこそこ脳筋タイプだが、酒田の案を聞いてやめたほうが良いと思っていた。

しかし脳筋2人(1人はハーレム欲もあり)には通じず、いざとなったら、ドッキリとして嘘だったとしてしまおうと思ってファミレスでは様子を伺っていた。


ifシナリオで葛葉達が実際に妖怪で、妖怪退治の現代ファンタジーの場合は彼女がヒロインでした。

その場合は酒田とは彼氏・彼女関係ではなく妖怪退治の同僚であり、主人公は妖怪の正体を暴く目を持つようになった一般人で、ヒロインの綱子が守りながら、妖怪の正体を主人公に見つけてもらって退治するという話でした。(この話の世界では妖怪自身が正体を表さない限りは人にはわからない設定)


元ネタは渡辺綱(わたなべのつな)

一条戻橋で鬼(茨木童子とも橋姫とも言われる)の腕を髭切の太刀で切ったことで有名、源頼光の四天王として酒呑童子を退治した逸話もある。


後鬼(ごき)

少しだけ、ある生物に似た名前を持つ女性の鬼、因みに前鬼(ぜんき)という男の鬼の妻とされる。


生霊(幽体)として主人公を見守る。主人公が茨木家の女性を妖怪として見えるようになってしまった原因は彼女の術によるもの。


心も強化されているため、心が恋愛状態(ある意味、恋愛は正気度を失うというイメージを持っているので)にならないので、茨木家の女性とは彼女達が妖怪に見えるままでは主人公は付き合うことはない(多分)。


渡辺綱子のところで紹介したifシナリオの妖怪退治現代ファンタジーの場合は後鬼とは意思疎通ができるようになり、鬼(ぬっぺっぽうではない)に殺される未来を予知した守護者の後鬼が主人公の目を妖怪の正体を見破る目に変える。

久しぶりに鬼の正体を現したことで理性がなくなった元彼女の葛葉を主人公と渡辺綱子は倒すことはできなかったが、撃退には成功、優しかった葛葉との思い出が忘れられない主人公が後鬼に相談、かつて後鬼と前鬼は主の役小角から人になれる術を施してもらえた。前鬼は人となり、後鬼は人となりたい自分と人に成るのが怖い自分がいたので、一部が生霊として鬼のままで、世界を彷徨っていたが、波長が合う主人公と出会い守護者に、葛葉も役小角の術があれば、前鬼のように人になるか、もしくは、後鬼のように人になりたい葛葉と鬼のままでいたい葛葉とに分けることができるかもしれない。

そうしたら鬼として残った葛葉を主人公+後鬼及び渡辺綱子とその組織が退治する。というシナリオとなっていたかもしれません。



元ネタはそのまま後鬼

役小角の使役するつがいの鬼の1人(?)、人となったという伝承もある。

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