第20話 文化祭

「じゃあ、宣伝係はこれきて。」


私たちは、渡された服を着る。


黒色のスーツのような服の上に少し短めのマントを着て完成だ、私たちは印刷した宣伝チラシを手にする。


「じゃあ、チラシがなくなるまで配ってくれ。」


私たちはそう言われてクラスを出た。


私は自分たちで作ったチラシを見直す。まず最初に目につくのは扉だ、スライド式扉には鍵がかかっている。

他にも不気味なイラストがたくさん載っている。

赤色の文字で書かれている内容はこうだ。




処刑場(Room 1-3)


この学校は昔、死刑場だった


なぜ死刑場があった場所に学校なんて作ったのか

疑問に思ったことはないか?


ここでは9999人の人々が死刑されてきた


彼らは一万人目を探している


くれぐれも、連れて行かれないように…




ちなみに裏には本で読んだ死刑場の詳細や歴史などが書かれている。我ながら怖くできたんじゃないだろうか。


後十分ほどは生徒以外校内に入ってこないのでお化け屋敷を自分たちで回ることになった。


「犯罪者の皆様、こちらにどうぞ。くれぐれも中で暴れて1万人目の…死刑囚になりませんように…」


私たちはお化け屋敷の中に入れられる。


設定は私達は犯罪者で、ここに入れられる。最初の方はただの牢獄だが、奥に行くと死刑用や拷問用の器具が出てきたりして。


「ひゃう!!!???」


私は瑞稀に飛び乗った。


「もう、美希ったら。こんなのほら、ただのマネキンじゃん。」


そう言って転がってきた生首を拾って私に見せる。私はすぐさまあっきーの後ろに逃げる。


「アッハハ、ビビりすぎ。」


そのあともいろんな仕掛けに私は叫び声を上げた、それを見て瑞稀とあっきーは笑うだけで全く叫ばない。

お化け屋敷を出てクラスのみんなのとこに行ったときには、怖かった、っていう声が多く泣いてる子もいたので、ただ単に2人が以上なだけのようだ。



「私ちょっと行かなきゃいけないところあるから2人で回ってて!」


文化祭が始まってから数時間。仕事を終えた私たちは学内を回っていた。

行かなきゃいけないとこがあると言って走っていく瑞稀、え?今2人は気まずいんだけど…


「どうする?どこか行きたいとこある?」


「特には…」


「そう…」


賑やかな場所なのに、私達2人の間は静かでとにかく気まずい。そんな時に助けてくれたのは一年二組、綾ちゃんたちのクラスだ。


「脱出ゲームやっていきませんか〜?」




後書き


こんちは〜、雑学探偵あっきーだよ!


今日はな、な、な、なんと!

活動報告の方にコメントが来てましたぁ〜!!!


コメントしてくれた方、ありがとうございます!


友達に言われ、質問コーナーをやってみたものの、誰もコメントくれなかったらどうしようかと内心焦っていました!!ガチで嬉しいです!!ありがとうございます!!!


質問はこちら!




キャラクターたちのプロフィールが知りたいです!


ということで、教えちゃいます。


まずはこの人!!


田中 美希たなか みき 〔犬田 十希いぬた とき〕


かなり整った顔立に落ち着いた様子でちょっと話しずらい雰囲気をまとってる。

肩までの黒髪をハーフアップにした、少し貧乏なだけのごく普通の女の子、だった。

父親の死をきっかけに同い年の男の子と一緒に探偵をすることに。

出会ってすぐの男子と同居することを全く気にしないほど危機感が薄い。


    年齢:12歳

   誕生日:3/8

    身長:152cm

    体重:39kg

   血液型:B型

 好きなもの:りんご飴

 嫌いなもの:虫

    趣味:読書

好きなタイプ:優しい人かな…?


 実は...:胸がぺちゃんこなことを悩んでる



以上が、美希のプロフィールでした!

次は僕、あっきーのプロフィール公開しちゃいま〜す!

楽しみに待っててね!!!


以上、雑学探偵あっきーでした!!

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