前のエピソード――堂山賢治さんの日記の一部分ととある歴史資料博物館から引用した◼️◼️村についての報告

2001年10月9日 𓏸𓏸県にある◼️◼️学園の寮学生数十名と教師1名が一斉に失踪するという事件が発生した。

事件2日前、失踪した教師と寮学生との間で山へ登山する姿が目撃されたのを最後に発見されていない。

失踪した寮学生と教師は仲が良く、教師を中心として集まって話している様子がよく見られていた。

また、失踪したと思われる教師は生徒一人一人の相談や悩み事に真摯に対応するなど非常に評判が良かった。

事件当日、部屋からは謎の印の入った小道具とそれぞれ別々の箇所に傷が入れられている生徒たちの姿を模倣した人形と、結合体双生児を模倣したと思わしき人形があった。

警察は今年の9月末にあった𓏸𓏸県一家心中疑惑事件と関係があるとして捜査を進めている。

報告は以上である。

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01 4/12 始業式が始まり、◼️◼️学園の新しい生徒として入学することとなった

部活動や友人、文化祭や体育祭とかのイベント

あわよくば彼女まで...あぁ...楽しみだなあ...

クラスの担任と寮を担当するのは◼️◼️先生らしい優しそうな先生だった

01 4/16 やった！やった！隣の席の可愛い女子と連絡先交換しちゃった！𓏸𓏸さんと言うらしい日曜日にご飯を食べに行く約束もしちゃった今週末楽しみだなあ

01 4/23 𓏸𓏸さんとご飯を食べに行った矢先、クラスの誰かに見られていたらしく、早速噂にされ、からかわれて少し恥ずかしい思いをした。

そしてクラスの××君に呼び出された。どうやら𓏸𓏸さんのことを気になっており、先に2人でご飯を一緒に食べた僕に嫉妬したらしい。

殴らせそうなところを◼️◼️先生が止めて××君を連行してくれた。

大事にならなくてよかった

01 4/24 靴が隠されてクスクスされた。これ以上は書く気力はないので寝る。

01 4/25 個室トイレに入っているとバケツの中に入っていたであろう水をかけられた。仕方がないのでジャージを着て過ごした。

01 4/26 つらい。

01 4/27 ◼️◼️先生に正直に話すと先生はすぐに犯人を見つけ、物凄く怒ってくれた。「よく話してくれた」と先生は僕を褒めてくれた。

なぜだか涙が止まらなかった。大人って凄い

01 4/29 先生に誘われてご飯を食べに行った最近のことなどを聞かれた学校以外での先生はとても気さくで話しやすい人だった

01 6/8 分からないところがあったので◼️◼️先生に聞くと一生懸命に教えてくれた僕もこんな大人になりたいな〜

01 6/10 ◼️◼️先生と一緒にご飯を食べている時、教師になりたいと告げたら先生がとても泣いていたああ...やっぱり僕は先生になりたいなぁ...

01 9/2 先生に呼び出され、2人で話した。何やら先生は◼️◼️教と呼ばれるところの信者らしく、布教をされた。僕は先生のような人間になれるならと二つ返事で了承した。

01 9/3 先生と仲のいい友達達に昨日のことを話すと、どうやらみんなとっくに◼️◼️教に入っていたらしい。先生に憧れているのは僕だけじゃなかったんだなあと思った。話を聞くと1人はカツアゲされていたところをヤンキーから追い払ってくれ、1人は万引きの疑いをかけられた自分の無罪を主張して救ってくれ、1人は...とみんな先生に救われたらしい

やっぱり先生は凄いなぁ...

01 10/2 今日も◼️◼️先生もとい◼️◼️司祭様のありがたい話を皆で受けた

いよいよ来週は転生の儀式の日、救済の時は近い

(報告は以上である。また、日記の中で出てくる◼️◼️教師は現在失踪している。

◼️◼️教師は2年以上前から◼️◼️教の司祭を務めている。

また、◼️◼️氏には××氏や不良学生、とある店の店主と特定の日時に特定の行動をするよう取引をしている現場が目撃されている)