情報を抹消された人間についての報告書(2003年記録)

1947年生まれ◾️◾️県在住 古橋慎太郎

古橋は生まれついての天才であり、8歳の時点で超有名大学の卒業をしており、その後も現代でも使われている技術の発明などによって多くの賞を授与され、多くの活躍を期待されていた。

しかし1966年の8月に事件を起こし、極秘裁判にて死刑判決を受けた。

事件の内容は古橋の母校にて複数名の児童を誘拐し古橋氏の計画に沿った殺人を教唆するという内容だった。この事件によって古橋朗希(42)、古橋香(39)、古橋花(8)、古橋一樹(10)が亡くなった。

この被害者は全員古橋氏の家族にあたる人物である。

初めは残された天才としてメディアに取り上げられていたが、事件を調査すると当時では解析不可能な技術が多数使われており、その後古橋氏がその事件で使用された技術を発表したことにより容疑がかけられた。

古橋氏は「自分がやった」と自白をすることで逮捕に至った。

動機としては「善行とバランスを取るために行なった」と供述しており、反省の余地がないとして死刑判決となり、1978年に極秘に執行された。

しかし遺体は未だに見つかっていない。

そして古橋氏の経歴は全て削除されており、古橋氏が過去に発見し、発表した技術は年々新たな技術、発見として発表されている。

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