【冬支度】お七と火事の思い出。

 このタイトル紛らわしいですね。

 お七との思い出みたいに空目しちゃいそう。(しちゃった。)


<反省点>

 ・短歌が書きたくて書きたくて書いてしまいました。推敲するって言ってた奴誰だよ出て来いよと自分でも思っています。


 ・って言っておきながら紹介文に準備って書いてしまった


 ・同時投稿したつもりで「反省会してます」って言っておきながら備忘録の投稿予約が20:20になっていた。:20って。何この一手間かけた間違い。


 




◇火の舞う やぐらおどり火打石 

 お七は早く見つけてほしいの




 お七がしょっぴかれたのが十六歳の時。吉三郎という男に「火事を起こせば好きな相手に会えるぞ」とそそのかされたのだと判明したことから、大老の堀田さんという偉いさんがお七を可哀相に思い


「お七って十五歳なってないっしょ?」

「十五歳以下(未満?)は死罪になんないから、ちゃんと調べなさいよね」冤罪はダメ絶対。と主張。

 


 それを受けて、お奉行も空気を読んで


「あー、十五んなってなかったわー」

「ねえ???なってなかったよねー???」とお七の親にも念を押すのです。


 それらの計らいによって島流しということに落ち着いたお七。

 ところが自分だけ死罪を言い渡された吉三郎が「お七は絶対に十五歳以上になっている」と騒ぎ立てます。

 

 お七は書道が達者だったそうです。

11歳の時に駒込の感応寺というお寺で習字を額に入れて飾られたことがありました。それが残っていて証拠となり、後は皆様の知る通りの結末になってしまったということです。



 というお話を何年か前に辻占売という漫画で読みました。


 額にまで入れて飾られたら見物した人も多かったのかもしれません。


 短歌の秋・赤の頃にこの歌をボンヤリ考えていて思い出したので、引用したくて調べてみたらそういった筋の物語が残っていたようでした。




 余談になりますが火事を目撃したことがあります。

 まだ小学生になったか未就学の頃、夏だったと思います。日曜日の昼下がりでした。道を挟んだ家の向かい側の草原が燃えていました。三軒隣の向かいくらいのはす向かいの辺り。


 ボウルに入れた水をかけて消火しようとテンパる大人。そのやり取りを聞いて

 ボール(球)なんて火種を投下してどうするつもりだ、と割と冷静にテンパる子供たち。


 結果ボヤで済みました。ボウルリレーでは火は消せていなかったように思います。



 そして荒川の土手付近に住んでいた頃のこと。


 帰り道で歩を進める内に焦げ臭いのがだんだん近づいてくる。道路が濡れている・・?うちのアパートの前に人だかりが。


 野次馬に参加していた大家さんから隣の一戸建てが全焼したのだと聞きました。

 なんかゾッとしました。



 リアルタイムに家に居たらと思うと。







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