あとがき
こんにちは。作者の上野蒼良です。第三章「エルフの森のサレサ編」いかがでしたでしょうか? ここまで読んでくれた読者の皆さん、本当にありがとうございます! とってもとっても感謝です!
さて、今回の第三章ですが、やはりまずは、光矢くんことジャンゴですね。はい。死んでしまいました。唐突過ぎて多くの読者の方々は、困惑している人も多いかと思われます。私もです(笑)
書いている側としても主人公が唐突に死んでしまうという展開は、なかなかショックでしたし、書きながら「あっ、お前……本当にもういなくなっちゃうのか……」っていう喪失感でいっぱいでした。
この第三章は、ジャンゴやマリア、ルリィといったキャラクターの深堀りを行った話だと私は、思っています。ハードボイルドなふりをしているけど、根っこは前の世界で教師をやっていた頃から何も変わっていない半熟男のジャンゴくんというキャラクター像が私の思う彼の姿で、このお話でもそう言った部分は少し描写で来たんじゃないかなと思っています。
なので余計にジャンゴの死がチクッときましたね。いやぁ、これからどうなってしまうんでしょう……。
主人公を失った本作に希望はあるんでしょうか?(すっとぼけ)
そして、次にサレサちゃんですね。この子の過去は……実を言うと元々考えていたものよりかなり悲惨な感じになってしまったというのが本音です。というか、実を言うと第三章は全体的に自分が思っている以上に暗い展開が続いていた印象です。当初の予定では、ここまで暗くなるはずじゃなかったんですけど……そこは、やはり私の力不足と言いますか……。作家として作品の世界を構築する力不足って感じです。
ちなみにこの子のキャラクター設定は、これまでいなかった寡黙系で行こうと思い、喋り方も少しだけ他のキャラよりテンション低めをイメージして書いています。何というか……こういう声がちっちゃい感じの女の子(?)といえば伝わるでしょうか? 何気に好きです。(性癖暴露大会になってしまってごめんなさい)
また、第三章は、かなりしんどかったです。というのも……リアルの方で就職活動が佳境を迎えていた事もあって、書く時間がなかなか得られなかったですね。それに第三章からストーリーの本筋部分を進めて行く事と、第三章のストーリーそのものをまとめていく作業と二重の辛さがあり、結構ギリギリの状況で執筆をしていましたね……。まぁ、大筋は設定を作っているので頭の中にも入っているんですけれど……それを文字に起こしていく事は、また別で大変なわけです。
まぁ、そんなこんなで……色々とダラダラ書いていきましたが……今後に繋がる重要な部分もあって、盛りだくさんの内容になりました。
最後の方には、新キャラも登場しましたし、第一章でちょろっと出てきたキャラクターも徐々に再登場してきて、少しずつ物語も進んでいっているなと感じます。
こうして、書き続ける事ができているのも皆さんの応援のおかげです。改めて読者の皆さん、ありがとうございます! 引き続き、本作をよろしくお願いします!
次回……ジャンゴの銃から現れた謎の精霊ルアとは? 動き出す王国側……。マリア達の次なる行先は!?
次回『魔族の少女ココ編』お楽しみに!
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