第137話 仁義なき(?)戦い
もう少しで年明けの
巻き込んではまずいし、警察沙汰になったらそれはそれで大問題。お寺の裏の
空き地に移動した。ここは丁度、林が四方を囲っていて遠目からは見えない。
人通りも少ない方向だし、もし暴れるような
「生徒会役員の皆さん!いるんでしょ?私達はここですよ!」
やはり出てきた。しかし人数が足りない。
千田先輩と深山先輩かな。
「私も加わりたいのだけど…、力ずくとなると専門外でね。和歌に任せるわ。」
そう言った瞬間、何かキラキラしたものが飛んできた。よく見ると…ナイフ!?
この映画のような事態を救ってくれたのは、宮城先輩だった。ご丁寧に、全て
受け止めて地面に揃えて置いている。まだまだ余裕…なのかな。
「お前…、私に向かってこんなものを投げるとは…!」
そう言って先輩が投げたのは、自分で携帯している折り畳み式の警棒。
しかし、投げたとは言えさっきのナイフより速度が速い。物量は違うのに。
そのまま
「うっ!?あ…っ!!」
たまらずダウンした深山先輩の面倒を、千田先輩は見れなかった。
私がそのまま千田先輩の所まで走って
「良かったですね、あの時縛っておいて。縛らなかったら絶対に皆さん
こうなってましたから。」
その言葉を聞いていたかは定かではないが、気絶した二人をしっかりと縛って
大木の側に寝かせておいた。
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