第3話人が私に優しくなかった理由

人が私に優しくなかった理由に気づきました。




人が人に優しいって言うのは、正しく言葉の通り優しいっていうのもあるんだけれど。

正確に言うと相手が自分自身に都合よくいてくれることを優しいといい感じなんですよね。

本当はね。


つまり相手が自分にとって体が楽であるとか嬉しいとか安心だとか、たくさん儲かるとかっていうのを私に押し付けてきていたわけなんですよ。



で、私はそれをそんなに困ってるならと思って丸呑みしてたんですね。

要求をねと言うのはまさか自分得だけよね。押し付けてくるなんて私自身がそういう考え方が1ミリもないのでそんな想像しなかったんですね。


私にとって人が全然優しくなかった理由っていうのは相手が自分の言い分をほとんど押し付けてきていたからで、逆に言うと、私は狭い部屋で誰かと2人きりでかつ全力で縮こまってて、相手は大股開いて、新聞開いちゃったりして自由にしてるみたいなことですよ。


人が2人いると自分の言い分と相手の言い分ね。お互いの後だったらいいなあぁだったらいいなっていうことがあるわけですよ。ですけども俺って重なることもあるし重ならないこともあるんですよ。


2人とも喫煙者だったらタバコ吸うの自由だけど、片方がタバコが嫌だったらとても苦痛ですよね、狭い部屋で2人いたとしたら。

1番良いのが絶対ある。お互いの合わないところに関して、お互い譲り合う負担を狭い部屋で2人いるのであれば、その窮屈さを分け合うということで、それぞれの負担が小さくなり、お互いwin winと言うことになるんです。


けれど1人の言い分だけ聞き入れてしまうと、もう1人の人だけを疲れさせるしんどくさせると言うことになりますよね。


別の例で言うなら、荷物を2人で分け合うかいじめのように1人に持たせるかということです。



ここで主張すると言うことに関して、これは相手に聞いてほしいって言うことに関して私は相手にしんどい思いをさせたいと言う気持ちがないので、さりとて自分だけしんどい思いも嫌なので、どうしても無理なことだけは言う。



どうしても食べれないものだけは言うと言う譲り合いをねするんですけど、その辺のことが逆に当たり前ではなくて、すべての主張を相手が受け入れて、しかるべきだと私は客だぞとか親だよとか何かしら理由をつけて、自分の意見だけを通そうとするそういった考え方を基本とする図々しい人がいるんだと言うことにこれも最近気がついたんですね。



まさか自分だけ得しようって言うことのために、相手自身がしんどいとか、事情があるとか、理由をつけてその実そんなに融通する必要もない現実に対して譲らせられてきたことが今も私を苦しめています。


さて、ここでそうやって、ずうずうしくも私の体力、お金、心時間、つまり人生を随分と侵食し、楽をしてきた人たちのことを私は勝手に蟻とキリギリスで言うキリギリス野郎たちと呼んでいます。


彼らはいつも足りないと言って助けを求めてきますが、なぜ足りないかと言う事はいつも学習しませんと言うよりも知っていても、自分でやるよりも誰かにしてもらったほうが楽ですし、いつも誰かが助けてくれるから何とかすると言う必死さがいつもないそんな人たちです。


なぜ彼らが足らなくなるかとはいつも彼らの計算が間違っているからです。


自分のお金とそれがなくなったら、親のお金借りるとか借りる前提で借りたお金をあてに計算に入れてるんですね。


この時。


あてにされる人と言うのは優しい人断れない人。

そして相手のことが好きで助けたい人が多いです。


いつもそういった人に対してキリギリス野郎たちは困ってしまった。突然に助けて欲しいと言ってくるのだけれど、今回だけと思ってみれば何度も起きたりします。


たまたま起きた大事件じゃないんです。


そう気がついたときには、いくら優しい人断れない人相手のことが好きで助けたい人であっても、相手が反省してないなとか自分がお金を貸したことで問題が解決しないんだなとわかって、次からは助けられないねと関係はやめましょうと縁を切る方になっていくのではないかと思います。


そして残念なことに1回キリギリスやろうたちにすがられて助けてしまう被害に遭ってしまったとしたら、そこで気づいて欲しいなと思います。


あなたが相手にした行為が問題解決になりましたかと次の問題を増やしていませんかとね。


私も過去そして今も身近な人がこういったタイプなので、すべての災難から逃げることはできていませんが、気づいてしまえば、相手の必死な言葉がその場しのぎの言葉であったり、自分の努力が足りなかったりすることに気がついて、ちゃんと断れるようになりましたし、そのおかげでたくさんな時間と、それ以上に、他人に奪われてきたものに対しての悔しさと悲しみがあります。



助けてほしいと言ってくる人たちの悩み事は、あくまでもその人の悩み事でその悩み事を解決しようと私の頭を使う必要はありません。


また私の頭を使ったばかりだけでなく、あなたにお願いだとか、実際の解決まで全て私に押し付けてくる人もたくさんいましたが、そのおかげで押し付けてきた人のしでかしたものの謝罪や喧嘩の仲裁こじれなかったらこんな大変な事はしなくてもよかったのにと言うことを何の関係もない。


私が下げなくてもいい頭を下げ対処をしてきたんですよねもちろん仕事上のことが多く、上司からのお願いも後輩の他部署のなどなど色々としてきたことがあります。


ちなみにもちろん私も人に助けてもらった事はたくさんありますが、圧倒的に迷惑をかけられた数の方が多く、仕事で頼むよと言われたことて大抵私の仕事じゃないんですよね。


仕方なくやってたけど断れるような状況じゃなかったけど。





ということでこのキリギリスやろう、なもしくは最初の話で言うと、自分自身に都合よく優しく言うことを聞いてほしいと言う人たちは、意識をして意見を押し付けていることもあるし、無意識でこれをしていることがあります。


ですが、どちらであっても自分でするべきことを他人に押し付けてもしくは他人の分まで自分が得をしたいと言う浅ましい考え方は誰がどう見ても嫌われますし、完全に私は私の人間関係にはいらないなって思います。



実際のところ、私が好んで仲良くしている友人や知人たちは皆人にどんどん相談するようなタイプではなく、まず自分で何とかしようと言うタイプだし、人のせいにするタイプでもありません。



どうかすると自分の身を削っても困ってる人がいたら、助けようとしてしまうタイプの人たちです。


そして私もそうです。


だからこそ、骨身をしゃぶられてしまったんでしょうけれど、気づいたらちゃんと境界線を引き、他人以上の他人として最低限の話をしながらお付き合いをするというのを学んだので、多少の学びは多大なる代償とともにひっつかんで、今私は私を立て直しています。


本当に優しい人が自分にだけ優しい人に優しい人と言われて嬉しいと思った心を、漬け込んで傷つけるようなそんな人には、ね?


一生学習出来ないかもしれないんだろうな。

自分で頑張るっていうことが。


とは言え、どんな人生を歩むかは自由ですし、自分勝手な人は自分勝手に生きたらいいんだと思うんですね。


おしまい

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