第2話マウント人間の人生末路


自分の方が優れていると言うことを、力技で示してくるような人のことをマウントを取る人と私は認識しています。


これは年長者や、立場のあるものや、力があるもの——何かしら人生で持っていると思われるものを持つ側の人間が、弱者や異物的自分よりも劣っていると思うものもしくは自分より劣っていて欲しいものに対して圧力をかけてくることが多いですね。


このマウントする相手と言うものは、本当にマウントをしても勝てない。相手にはマウントを仕掛けないのですよ。自分が勝てるものにもしくは自分にとってもしかしたら優れているかもしれないが、支配下におきたい、そういった相手にする行為なんです。


特に、女性の場合、同性の女子に1番当たりがきつい。次に好きでも嫌いでもない異性、最後に好きな人への当たり方、それぞれに対する顔を持っています。

まず同性の女子に対しては、特に自分の好きな人、かっさらう敵だと勘違いしていることが多く、言葉で傷つけたりして、やる気や元気を下げ、心を痛めたことで、何もできなくなるように、心身を貶めるようなことを同性女子のコミュニティーの中でのみ行うということがあります。


なぜなら、自分の好きな異性に嫌われたくないから、好きな異性の友人や異性のコミュニティーに自分のやっている事はバレたくないし、大抵裏でこっそりというのがよくあるいじめのあるあるですよね。



次に好きでも嫌いでもない。異性に関して、マウントを取るような女子の場合女性としての扱いをしてほしいと再三言いながら要求をします。


してほしいことを言います。それも自分は女だから男のあなたにしてほしいとか女だからできないとかよくある男の人はおごって当然でしょと言う言い分も特にこういった性質のマウントを取る人にありがちな言い分ですよね。


嫌われたくはないけれども、それは好きな人に嫌われないための手段であるし、マウントを取る人と言うのは自分を優先してほしいと言う気持ちが強いので誰に対してもこの相手には私こうやって扱ってもらいたいと言う要求を積極的におっしゃいます。


さて、好きな人に対してどうなのかと言うと最初はきっと好きな人の好きなタイプのふりをして、捕まえた後で、


自分を大切にしてほしいと言う建前で言い方で女性として特別として思っているならば、わがままを聞いてほしいと少しずつだんだん大きな要求を。それの度が過ぎると?


せっかく付き合った素敵な人も付き合いきれずに離れていくか、もしくはマウントをされたせいで病んでしまったり、また別の例として、そもそも捨てる捨てないなどの意思があまりなく人任せでいるような人を自分から離れない人として選んで、パートナーとして捕まえておられる方もおられるようです。



では、マウントをする人が男性の場合はどうかと言うと、これも大して変わりません。


同性の人間に対しては、自分の出世を邪魔する相手と勘違いして圧力をかける人がいますが、そもそも勝ち目のない相手には手を出しません。弱者、あくまでも自分のポストを奪わせないためにただし女性と違うのは同性同僚を、あえて女性の前でも批判したり、非難をしたり、おとしめるような言い方をしたりします。この場合は自分が女性に好かれたいと言う思惑があり、他人に格好悪いところ見られることが相手の異性からの評価を下げることだと思っているからです。



では、マウント男性が総じて女性に対してどういう風に言うかと言うと。


この場合も自分の方ができていると言う主張をします。


大抵俺はこれができるんだと言って自慢をしてくる人が多いです。


私からするとできるからとなんですかと言う話なのですが、できる自分=価値がある自分=選ばれる自分と言う主張がしたいらしい。しかし女性側から言ってこの手の話はみんな大嫌いですよね。



何故かと言うとできる人はできるできる言わないんですよ。言わなきゃいけないほどに自信がなくて、褒めてもらいたくて、しかもマウント系の人は、自分より相手の方が下のように相手に勝てると思う。


自信を持ってからこそ、こういった自慢話をしながら自分を売り込みにくるんですね。つまり私からすると自慢を受けた時点で、相手は自分を下に見積もってるんだなということがわかるので人に優劣をつけて差別をする人はとても嫌いなので、あぁいらないなぁって身近な関係にはいらないなって思いますね。


ここまで話したところで、マウントをかける女性マウントをかける男性それぞれの話を私の人生経験からこういうタイプの人なんだなと言う話をしてみました。



そして多くの人はマウントかけられたことがたくさんあると思いますし、そういったいや、年齢、何かしら持っているものにおいて圧力をかけてきた人たちは無傷なのに被害を受けた。自分は退職に迫られたり、心を傷つけられたり憎しみを感じることもあると思います。


私にもまだ多少あります。だいぶ時間と気持ちの整理をかけてきたので、今は自らの手でさばきにかけたいとは思いません。


その気持ちの整理についても少しだけ話をしてみたいと思います。


1番に手を出したら、私の人生が台無しになること、行為によったら、自分も同じ犯罪者になることそれが私を傷つけてきたひどい奴のせいであっても、そのひどい奴と同じ扱いに世間でなってしまうことが変えられないと思ったから。


2番目にこういったマウントをする人間たちが、いずれ一人ぼっちになる未来がよくよくわかったからです。簡単に言って傷つけてくる人に近づきたい人はいません。いくらその傷つけてくる人が人恋しくて寄って行っても人は離れていくだけでしょう。


それを思えば既に私自身に当時随分といじめてくださった方は、その場所でいろんな人に嫌われていましたが、地位もあり立場もあり、その人の地位は上がるばかりで表面上は、無傷のようでした。



しかし、自分が嫌いな人に囲まれる、そんな場所にいることそれをその人は生き方を変えない限りずっと経験し、一人ぼっちのように、それも嫌われ者の一人ぼっちとして生きていくと思ったら、ただ普通に生きていくよりも、もしかしたらあの世に行くよりもかなりの苦行だと思います。



それはそれでじわじわと真綿で首を絞めるようなどんどん息苦しく。そして楽になるどころか苦しくなるばかりの人生。それを想像するだけでまぁいいかなぁって私には思えたんですよね。そんな人生私絶対嫌だから。


ちなみに、このマウント系の人間に関して、苦言を言っても、何を言っても大抵どんな時もどんな場面もあるあるなのがうまくいかなかったら、他人のせいうまくいったら、自分のおかげと言う考え方の人が多くて、下手に助けると、あなたのせいでこんなことになってしまったなどといらない怒りやとばっちりを受けることがあります。対策は1つ離れることしかないかなと思います。


それでもすぐにはできないことっていっぱいあります。家族とか同僚とか会わずに過ごせない関係と言うものはよくありますからね。


できるだけ一緒になる時間を減らす。

会話で済むことも紙にメモで渡す。

他の人に代わりに伝えてもらう可能な限り、時間をずらすなど接近時間を地味にコツコツとでも減らすこと。



ここでポイントなのはガツンとはっきり言って非難をしてしまうと、逆恨みを買って深くて長くて重い生霊でも飛んできそうな怨念を買ってしまうので、あまり触れず可能な限りそっとフェイドアウトできたらベストかなと思います。



また、マウント系の人に目をつけられた場合、その上の上司、つまりそのマウント系の人を諫められる人圧力かけられる人とか、マウント系の人に良い感情を持っていない同僚に助けてもらうようにできたら、まだそのマウントに打ち勝てるかもしれませんね。


さて、ここまでマウント系の人について話をしてきましたが、たまに自分がマウントをしていることに気がつかず、もしか気がついていても、人と仲良くなれないとか、職場で言うなら部下が定着しないとかおっしゃっている人もたまに見かけます。



本当に人に好かれる人であれば人は集まってくるものです。人に好かれる人は人を傷つける人ではありません。そうですよね。奪う奪わないの話が嫌いな人です。


そういったことをできていれば、悲しい結末、それはどんな辛い時もどんな悲しい時も病を得た時も、人生の最期も一人ぼっちでいるようなことにならずに済むでしょうね。


何せよ、この人はいい人だと思っていれば、人はその人に近づきますし、この人は危ない人だと思えば離れていきます。


大事なのは、このマウント系の人は全く持って、私は私の人間関係に排除したいなと思っています。

私に私自身を痛めつける趣味は無いですし、私の周りの人を傷つけさせる気もありません。

そうやってちゃんと境界線を引かないと"構ってちゃん"や、"して欲しいちゃん"な、人マウント系な人、を招き入れて親しい人間関係全て心身食い荒されてしまいますからね。


気をつけないとね。うんうん。


おしまい

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