第3話 大学サークルの飲み会

空翔たかや今日家にいるの?」


 夏楓なつははアイスティーを

 飲みながら言った。


「うん、特に用事ないけど、なんで?」


「別に、ただ聞いてみただけ。

 私さ、今日、サークルの飲み会だから

 遅くなるの。先に寝てて」


 夏楓はバックを肩にかけて玄関に行く。

 僕は眉根を寄せた。


 夕食が別々なのは

 気にしないが穏やかではない。

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