第7話 好きだよ

それから良く出かけるようになった

夜に海にも行ったし、食事も食べに行った

でも、仕事が休みの日は会ってくれない。

休みを私の為に使ってくれない。

いやいや、贅沢すぎる。私との時間を作ってくれるだけで嬉しかったのに求める事が

多くなった。

「今日なにしてんの」20時に彼から連絡が来た

「何もしてませんよ会えるんですか?」と言った 「うん会おう 駅まで行くね」

いつも急だ、前日から言ってくれたらもっと可愛くなっていけるのに、。 あ、また贅沢言っちゃった。 会えるんだ贅沢は辞めよう。

「着いたよ」「今から行きます」

これでいいのかな。 私は好きなのに好きって言ったのに好きな人からは何も言われてない。

都合よく使われてるだけ?いや、絶対そんなことない。と言い聞かせ駅まで向かった

「お待たせしました」「おつかれさま乗って」

どうせまたホテル行くだけなんだよね。もう遅いし 好きなのに。好きなのにもう。しんどい。

「俺さ好きになったかも」 「え?」

「付き合えるよまだ先になるかもしれないけど」

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る