第3話
「ねぇ、次は親に言うって言ったよね」
「・・・お願いそれだけはやめて」
「・・・でも、またするかも知れない。」
「お願いよ。」
「そんなこと言われても困るよ。」
「・・・なら、これは」
春さんは服に手を当てて
「音声録音してるし、それはしない。俺はそう言うことを、誰かを脅迫するために店を経営したんじゃない」
「・・・」
「・・・はぁ、これで最後にしてね」
結局、俺は怒らないチキンだった。
だが、また春さんは繰り返した。
ーーー
「もう言うから!!」
「それだけはやめて!!」
「そっちだってやめて言ったのにしたじゃん!!しかも2回も」
「でも、それは仕方ないんだよ!!」
「仕方なくないよ!!強盗は犯罪だよ!!」
「それでも、しないといけないの!!」
「そんな訳ないでしょ!!」
「アンタに何がわかるのよ!!」
まさかの逆ギレ??
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