第2話

「あのぉ、春さん」


「!!」


春さんはとても驚いている。

春さんとは普段会話をしない。だから急に話しかけられてビックリするのは分かる。だが、俺は別に見た目が怖いとか怪しいとかではない。

キモがられてる可能性はあるが、


この表情は


「俺の店防犯カメラあるんだ。」


「・・・なんのこと」


「隠せないよ。割と思いっきり写ってるし、見せてもいいよ。」


「・・・何アンタ?私のことを脅す気?」


「注意だよ。この会話も録音してる。」


「・・・っ」


「次はやめて欲しい。もしまたしたら、学校に言うから」


「・・・それはやめて!!」


「ならしないで。強盗する方が悪いんだから」


春さんは俺を睨むように見ていたが、一応分かってくれた??と思ったが、また繰り返した。

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