もう、恋なんてするもんか

ぷらずま

序章

「ちょっと〜?起きてるの〜?遅刻するわよ〜」

「……まだ眠いよぉ………はっ!」

バッと布団から起き上がり、ふらつきを壁で支えつつ、急いで制服を準備する。

「やばいやばいやばい初日で遅刻はやばいって!」

着終わった制服はみだれていたが、そんなことも気にせず急いで玄関へ向かう。

「朝ごはんせっかく作ったのに…」

「ごめんごめんごめんごめん」

と、通りすがりに謝り、足元おぼつきながら靴を履き外へ出た。


今日は一番最初の授業日。

初日から遅刻など許されないことだ。

ましてや、

あの先生には、

敵わない…。

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もう、恋なんてするもんか ぷらずま @Pura_zum4

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