「言葉の舟」刊行記念140字小説コンテスト

『言葉の舟 心に響く140字小説の作り方』の刊行を記念した140字小説コンテスト

主催:ホーム社 選考:ほしおさなえ、星々事務局、Kaguya Books



 風にあたる。些か船酔い。デッキの手すりにもたれ、波を眺める。そして、穏やかな海面から顔を出す赤い竜と目が合った。

「よお。坊主。宝探しに興味ねぇか?」

 ビックリして僕は首を横に振る。彼は舌打ちして海中に姿を消した。

 夜、夢を見た。沈んだ船を探す。世界中の金銀財宝を積んだ海賊船を。



<応募感想>

 またもや予選敗退(´;ω;`)

 マジで初回だけのビギナーズラックだった説(´;ω;`)

 

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