字数
たぶん、五千字以下は短い。
過去の受賞作を含め、ほとんどが九千字前後なので、そのあたりで書ける規模(オチがつく)の面白い話が必要なんだと思います。
あと、コミカライズを考えると、16ページから32ページの漫画になると思うので、その分量の原案となると概ね七千字からの勝負になるのかなと分析してます。
カクコン9短編では、400字から応募が可能でした。
しかし、400字作品だと受賞の検討ラインの机上に上がるのは難しいのでは? という印象です。
あくまでも400字は「参加のハードルを下げることで応募作品数を増やして、カクコンを盛り上げたい」という運営側の思惑に基づいて設定されているものであり、受賞をガチで狙う人にとっては400字ぴったりで面白い作品出しても無駄撃ちとなる可能性が高いと言えます。
こういう話をすると、「いやいや、受賞がすべてじゃないし、そもそも400字でも素晴らしい作品は、認められるべきだし。無駄撃ちって表現、失礼。ありえない」っていう人もいると思うんですけど、例えば、400字ぴったりの作品がそこそこ人気になって☆300とか☆500とか集めたとしますよね?
最初は「賞とか狙ってないし」って思ってても、星をたくさん集められると人間「もしかして、受賞いけるんじゃない?」ってなると思うんです。それで、まぁとりあえず中間選考通過したとします。
それで最終結果がでて、自分よりも星の数が全然少ない作品が受賞してた時に、絶対に「自分の方が面白かったし、星の数だって多かった。コメントつきレビューだって、応援コメントだって、たくさんもらってたのに」ってなるんすよ。
でも、立場を逆にして、自分が会社員として選考する立場で考えた時に、面白さが拮抗している作品が二つあって、片方は400字、もう片方は9000字だった場合に
「確かに面白いけど、コミカライズするには分量が少なすぎるし、それならこっちの作品(別の人)の方がいいかな」
という考え方をする可能性は高いと思うんですよね。
というわけで、せっかく良いアイデアなのに字数が足を引っ張って落とされないように、受賞狙うならしっかりと少なくても五千字以上は書いた方が良いという分析です。
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