第12話

黄金猪アタックだー!!の声が響く

『ここまで来るとフィールドの敵が好戦的で襲いかかってくるな』

拠点はみんなに任せ橋に向けて進んでいる

敵を倒しながら進んでいくと他のプレイヤーとも会う機会が増えた

『そうだよな、みんな目的は一緒だもんな』

そうこうしてるうちに橋に到着する

ここまでで14日目である

『どうしてみんな渡らないんだ』

そこには橋の門みたいなところに人だかりが出来ていた

『どうしたんですか?』『あぁ何でも鍵が必要で門が開かないみたいなんだ、どうにかこじ開けようとしてるけど無理そうだね』

『シューヤじゃない!』

と聞いたことのある声がした

『エリカ!』

話を聞くとやっぱり自分も参加しようと思ったのだと

『でもどうしようかこれ』

と門を観察すると模様が掘ってあるのを見つけた

『なんか掘ってあるね』『そうね、、あれどこかで』

エリカが考え思い出した

『あっ最初のワープで飛んだ時に拠点の近くに合ったダンジョンの模様に似てる、禍々しくて入ってはいないけど』

『まさか!そのダンジョンに鍵が!』

しかしもう夕暮れになり、疲れもあり行くのは明日にすることにした

夜プレイヤー同志で話をする

『どうだと思うこのゲーム』『どうって?』

『クリアされる気があるのかってこと』『あぁそういうこと、う〜んどうだろうね』『ただやつらの遊びに付き合っているだけでクリアは無理なんじゃないかって思うんだ』

シューヤが割って入る

『そんなことはない、みんなここまででやってきたじゃないか!それに今はこれをやるしかないし全力で頑張るしかないよ!ね』

『ま、そうだな頑張るしかないよな』『うん!』

次の日エリカが見たというダンジョンまで行く部隊が結成されそこ向け出発した

_

『ここは任せて先に行ってくれ!』『ありがとう!』

道中強い敵が現れそのたび仲間が食い止めダンジョンについたのはシューヤだけになってしまった

『ここか』

到着したそこはまさに地獄の門だった

端の方で2日もかかってしまった

早速ダンジョンに進入する

『まじか』

そこには1000体の巨人がたちこちらを見ていた

【このダンジョンは外と時間経過が同じです、この中の巨人の一体が鍵を持っています】


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