第11話
目まぐるしく風景が変わり何だか懐かしい風景が出来上がる
「何奴!御免!」
ちょんまげ剣士が斬り掛かってくる、ローグが受け止め斬り返し倒す
『江戸時代かよ、』
このゲームのダンジョンは何々時代がすきだなぁと思いつつ散策しながら歩いていると城下町があり茶屋で団子を食べ一服しクリア条件を確認すると将軍を倒せだった
『将軍ってあの城にいるのかぁ守りが凄そうだなぁ俺達だけじゃ厳しそうだな仲間集めするか』
山にテイムをしに行き色々仲間にした
キジ、猿、犬、クマなど
『昔話みたいになったな』
覚悟を決めいざ城に向かう
『敵襲〜敵襲〜!』
と声が響く中、門をくぐると大勢のサムライが出迎えていた
そこにさる軍団が突撃し縦横無尽に動いて相手を翻弄し犬部隊が襲いかかる隙に中庭抜け城に近づく、弓でこちらを狙われているのをキジたちがそれを頑張って防ぎ城の中に入る
中に入るとさっきより雰囲気が強そうなサムライが二人待ち構えている
前に出るうさ丸といぬ丸
すると前にも見た光に包まれ四足歩行から二足歩行に変わり逞しくなった
『わぁ人型になった』
『ここは任せて上に行く丸!』
『わぁ喋った!分かった任せたぞ』
銀狼にのり天守閣までぶち上がる
上にたどり着くと一人でどっしり座っている将軍がいた
こちらに気がつくと立ち上がり剣を抜く
『ローグ頼む』
ぶつかり合う二人
ねこ丸も応援している
するとローグの体が微かに光る
『ねこ丸は支援型でバフがかけられるのか』
拮抗していたかのように見えた戦いが若干ローグが押しているが決定打にかける中、戦いで経験を積んだローグが新しい魔法を覚える
『ドラゴンフレア』とローグが炎魔法の上級技を放ち将軍ごと周囲を焼く
『ローグスゴいな、、って足場が、』
炎で焼かれ城が崩れる
『銀狼!』みんな銀狼に乗り何とか無事だった
崩れた城を前に将軍は反応がない
『やったか』
ゴゴゴゴッ
《我の城をよくもぉ〜!!》
将軍が城の残骸と融合し巨大なロボみたいになった
『マジかよ、』
一撃一撃に悲鳴をあげながらみんな逃げ惑う
『ローグ他に何か魔法を覚えてないのか?』
魔力で剣を作る創剣魔法をみせる
『もっと大きく!』
シューヤの言う通りにありったけの魔力を込め特大の剣にする
『よし!みんな行くぞ!』
みんなで剣を支え将軍に振り抜く
うおぉぉ〜という声と共に将軍が爆散しダンジョンクリアの文字が浮かんだ
『やった〜な、ローグ!』
魔力をほとんど使ってしまってうなだれているローグ
《ガチャワールドに居すぎて忘れていたが、剣と魔法、俺は、、》
クリア報酬で将軍装備一式や豊富なアイテムを受け取りダンジョンを後に拠点に戻ったシューヤたち
『久しぶりだな〜拠点の整備かどうしようかな?あっそうだ』
ダイヤも余裕があるので久しぶりにガチャを回すことにした
『10連だ!』
演出が入りキャラが登場してくる、Rばかりで一体SRが出てきた
『こんなもんかと』
コインで回せるガチャも回す
こちらは最高でもRまででパッとしなかったが一人鍛冶スキルが優秀なRキャラが獲得できた
『じゃあ君は鍛冶場で武器を頼む、であとはSRは重戦士か、』
将軍装備を確認する
『装備不可、、あっじゃあ』
黄金猪装備を選択すると可になっている
『よし』早速装備させる
『格好良い!』
次に各所の整備を任せるキャラを選ぶ
学者や戦士、魔法使いなど役割に合ったところに配置した
『これでいいな』
ここまでで12日目である
『そろそろ行かないと王城にかかる橋に』
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