タイトル[無限のループに飽きた一人の悪役令嬢]

絶望を超越するもの

タイトル[無限のループに飽きた一人の悪役令嬢]

アーキタイプ国一番の舞踏会であらゆる国の貴族たちが踊っていた

そんな中このアーキタイプ国で有名な令嬢である

レイチェル スーザン アリスはこう言い放って皆に戦慄を走らせた


「あ〜〜〜〜うんあまりにもつまらない」


そうあらゆる国の貴族が王がいる前で地面に寝転がって言い放ってみせた


「君………今なんて言った?」


そうアリスの婚約者であるアルデンヌ ウィリアムズ エドワードは

アリスの手を強く掴んで威圧感たっぷりの顔でそう言って来たがアリスは


「あ〜〜〜〜うんあたりにもつまらな


そうまた同じことを言おうとしたアリスの口をエドワードは塞いで言った


「すいませんちょっとこいつなんか

体調が悪いようなので失礼させてもらいます」


そう言って頭を下げてアリスの頭を下げさせてから二人でそこから抜け出した




◇◇◇




「お前はなにを考えてあんなことを言ったんだ!」


そうエドワードは壁にアリスを押し付けて怒鳴ったするとアリスは


「なにを考えてう〜〜〜〜んそれを一言で言うのであれば飽きたから?」 


「飽きたからあんな場でそんな不敬な発言をしたのか!」


「そうですがそれが何か?」


「ふざけるな!お前はいつからそんな奴になったんだ!」


「いつからそうですねいつからなんでしょう

どれほど昔にこんな存在になったんでしょうね?」


「はっぁ?昔からずっといるのに

この俺がその変化に気づかない事がおかしいんだ

なにがあって何があって今お前はこうなっているんだ!」


「今ここで無限を過ごしたんだよ

それ以上でもそれ以下でもないてかもう説明もめんどくさいからしないよ」


そう言ってアリスはエドワードを振り解いて窓から飛び出した


「なにをして!」


そう言って窓から100m下を見るとそこには無傷のアリスがいた


「お前本当になにをしているんだ!、なにをするつもりなんだ!」


「わからなわからないさこのわからない無限の中で全てをして飽きたんだ」


「お前は本当にアリスなのか……………………誰なんだ」


「私はアリスさただ壊れた誰も知らないアリスと言うだけのね

そして私は何もしなかった故にここに滅びは顕現する

まあ私にはまるで関係のない話なんだけれどね」


「滅びが顕現する?」


そう話していると世界が揺れて天が破れた


「そうかあれが終わりなのか」


「あんなもの終わりになんて

入らないほど取るに足らないものだよ

まあ私が対策しなければ世界は滅びるけれどね」


そうして破れた天から奴が現れた名もなき

真っ黒の玉のような邪神が落ちて来たそして世界は押し潰された




◇◇◇




「またここか本当に飽きたよこんなもの」

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