第3話




ユリアス王太子殿下とユージンの初対面です、

今私のお婆様であり王太子殿下の大伯母上様であるエリザベス・ウッドサイドと、この国の王太子殿下が、私のことで話し合いをしています。



「ユリアス王太子殿下、私がシルビアの祖母でエリザベス・ウッドサイドです、お久しぶりです」



「お久しぶりです、幼い頃1度お会いしただけなのに覚えてくださり嬉しいです大伯母上様」



城の個人的応接間にお茶や茶菓子も用意されて3人で話しあいをしています。



「少し良いかしら?」



「はい、大伯母上様何でしょうか?」



「私の可愛いシルビアに会いに来るの3年も掛かったのは、どうしてかしら?」



あれ、大伯母上様、もしかして怒ってるのか?

「それはですね、大伯母上様のお屋敷に行くのは・・・・・・少々行くのがですね躊躇いが有りまして・・・・・・」



ユリアス王太子殿下は土下座をして謝った。



「大叔母上様お許しください、これには訳がございます、シルビアにダイアナ王女が婚約者だと嘘を吹き込み、シルビアは自分の意思で城から出ていき・・・・・」



「シルビアを探していたが見付からないので私の屋敷の敷居が高かったの?」



「そうです、大叔母上様。それにダイアナ王女と残りの婚約者候補を城から追い出すのに時間が掛かり過ぎました。

彼女達は隣国の王女や公爵令嬢で身分の高い者が多く、意地だけで城に居座り、時間が掛かったのです」




一国の王太子殿下の土下座はもう見てられなかった。

「お婆様もう、その辺で赦してあげてください」



「そうね、年取ると、お説教が長くなるって本当ね、ユリアス王太子ごめんなさい立って頂戴」



ユリアス王太子殿下は足が痺れてヨロヨロしながら、まるで産まれたての子鹿のよに立ち上がる。

「いえ大丈夫です」



「それではユージンとのご対面ですよ、呼んできなさい」



侍女が返事をして部屋に連れに行く。



「はい」





侍女が連れて来た子供は金髪碧眼、色白の可愛らしい女の子に見える、髪は切った方が良いな長いから美少女に見える。と思いながらユージンを見つめていた。






ユージンが話し始めた。

「このひと、おとうたまでしゅか?」

本能で父親と解ったようだ。



侍女が優しく話し掛ける。

「ユージン様、良く解りましたね、お父様ですよご挨拶なさいませ」



ちょこっと、お辞儀をしてユリアス王太子殿下に抱きついた。



「あいたかったでしゅう、おとうたま」




一国の王太子殿下の土下座はもう見てられなかった。

「お婆様もう、その辺で赦してあげてください」



「そうね、年取ると、お説教が長くなるって本当ね、ユリアス王太子ごめんなさい立って頂戴」



ユリアス王太子殿下は足が痺れてヨロヨロしながら、まるで産まれたての子鹿のよに立ち上がる。

「いえ大丈夫です」



「それではユージンとのご対面ですよ、呼んできなさい」



侍女が返事をして部屋に連れに行く。



「はい」








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